活動レポート

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2023年3月24日(金)

第1794回 トヨタコミュニティコンサート
郡山市民オーケストラ 創立50周年記念演奏会

2023年2月12日(日)

福島県


企画提案コース

第1794回 トヨタコミュニティコンサート 郡山市民オーケストラ第57回定期演奏会(第75回公演)

郡山市民オーケストラ けんしん郡山文化センター 大ホール 開演:14:00

「音楽で想いを届ける」

創立50周年を迎えた郡山市民オーケストラが、これまで応援してくださった市民の皆さまに感謝の想いをこめて、また、長く続いている新型ウイルスや不安定な世界情勢の中、そして震災から12年を迎える東北地区の皆さまにも、音楽を通して「希望や祈り」「エール」をお届けしたいと、練習と準備を重ねてきました。
本番当日は、目標をはるかに超える1300名近いお客様に、その想いが伝わったことが感じられる温かい演奏会となりました。
当日の様子はこちらの動画からご覧ください。

Youtubeはこちら

演奏会当日には、地元の福島県オールトヨタ販売店、トヨタ自動車東日本、郡山市音楽連盟から沢山のスタッフがお手伝いにかけつけ、お客様をお迎えする準備をします。

また今回、会場ロビーには、「車中泊避難」についての展示ブースを設置しました。
車中泊避難のリスクとその対処方法についての説明、クルマに備えておいて良かったと思える「車中泊避難用防災セット」の展示、「車中泊避難ヘルプBOOK」の配付等をしましたが、会場にいらしたお客様は防災に対してのご関心も高く、多くの方に大変興味深く、ご覧いただくことができました。

2022年12月29日(木)

奈良交響楽団第73回定期演奏会

2022年11月27日(日)

奈良県


自由裁量コース

奈良交響楽団第73回定期演奏会

奈良交響楽団 奈良県文化会館国際ホール 開演:13:30

紅葉が見頃を迎え、多くの人が集まった奈良公園近くにある奈良県文化会館にて、地元のお客様に多数ご来場いただき、奈良交響楽団が演奏会を開催しました。

会場の奈良県文化会館
紅葉が見頃を迎えていました

演奏される機会の少ない1899年に作曲されたフランツ・シュミットの交響曲1番や、コロナ禍の影響で2回中止になったカバレフスキー作曲協奏曲作品48をマリンバ独奏にて前川典子氏をソリストにお迎えして演奏しました。
意欲的に難曲を選曲された団員の皆さんのオーケストラに掛ける思いが伝わる素晴らしい演奏に、お客様からは拍手がしばらく鳴りやみませんでした。

「難しい曲なのに、練習で指摘した部分は次の練習で必ず修正してくる真面目なオケさんだった。」と、客演指揮者の森 香織先生が教えてくれました。その真面目さは演奏以外でも見られました。

難曲を見事に演奏
地元奈良県出身のマリンバ奏者 前川典子氏

それは演奏会でのSDGs企画です。「音楽を通じたSDGsの実践」というテーマに、演奏会でどんな企画をしたらよいか、お客様にどうしたらお伝えできるか、真摯に向き合って考えてくれました。

ロビーにSDGs取組み紹介ポスターを掲示
お客様に興味を持ってもらえるようSDGsロゴのサイコロを制作して展示

SDGs 3. すべての人に健康と福祉を

東大寺の一角にある東大寺福祉療育病院では、重度の肢体不自由と知的障害が重複した状態にあるお子さんや 成人の皆さんに様々な治療・リハビリテーション・療育を行っており、その治療の一つとして、音楽療法が行われています。そこで音楽療法士として活動をされている鈴木さんによるプレトークを実施し、初めて知る方が多い音楽療法について分かりやすくお話されました。
以前から、奈良交響楽団の団員の皆さんはボランティアとしてこの病院を訪れて演奏されているそうです。

音楽療法についてのプレトーク
音楽療法士 鈴木さん(右)
司会を務めた団員の大鐘さん (左)
治療で使う様々な楽器を展示

SDGs 8. 働きがいも経済成長も
SDGs 10. 人や国の不平等をなくそう

奈良県に本部のあるエイブルアート・カンパニー協力のもと、地元奈良県在住で創作活動をされている障がいのあるアーティストの活動展示をロビーにて実施しました。地元の4つの団体で日頃、創作活動をされている4名のアーティストの動物や生き物など自然を感じられる作品をお借りし、お客様にご覧いただきました。
なかには「この作品とても気に入りました。どこで購入できますか?」と尋ねられた方もいらっしゃいました。その場にちょうどそのアーティストが支援員の方々と来場されており、少し戸惑いながらも嬉しそうにお話されていました。

鮮やかな色彩の作品を展示
たくさんの来場者の方が作品を鑑賞されていました

SDGs 15.陸の豊かさも守ろう

奈良県森林技術センターが取り組む奈良県産のスギ材を用いた弦楽器開発事業を紹介し、奈良県の特産品である「吉野杉」で制作したヴァイオリンの展示・実演を実施しました。お客様に地元の自然資源の活用方法の可能性や資源循環を感じていただけました。

「吉野杉」で制作したヴァイオリン
とてもいい音色でした

これらのSDGs企画を担当された奈良交響楽団 ヴァイオリン奏者の大鐘 ひなつさんに感想を聞いてみました。

奈良交響楽団 大鐘 ひなつさん
エイブルアート・カンパニーや全国の福祉施設で生まれた商品も展示

■企画、準備する上で難しかったことは何でしたか?

どのような企画にするかを決める所までが一番悩みました。
お客様にSDGsを身近に感じてもらうことをコンセプトに掲げていました。

まずは子供達に馴染みやすいものという観点で、雑誌の付録のようなものがあったら楽しいと思い、JICAが発行しているサイコロの配布を取り入れました。
運営委員長の奈良﨑さんが大きなサイコロを綺麗に組み立ててくれたので、とても目を引く展示になりました。

スギヴァイオリンの存在は数年前に県広報紙で知りました。
調べると吉野杉の新しい用途であることが分かり、音楽と自然が繋がりました。
こちらはまさに奈良県ならではの企画です。

音楽療法は音楽を通して心身障がいの回復や機能の維持改善を図るアプローチです。奈良交響楽団で過去に訪問演奏を行っていたことがきっかけとなり、今回の企画が実現しました。展示だけでは伝わらない情報を伝えるべく、トークも併せて実施しました。演奏会とどう絡めるか、どうすればわかりやすい内容になるか、議論を重ねました。

障がいのあるアーティスト作品を鑑賞する、音楽療法で用いる楽器に触れる、スギヴァイオリンの音色を聴く、これらの体験型企画にしたことで多くの反響を頂きました。
提案したアイデアのうち、結果的に半分以上が実現に至りました。関係者の皆様には深く感謝しています。

■ご自身にとって新たな発見や学びはありましたか?

SDGsの概要は把握していましたが、企業が取り組む印象で自分からは遠いイメージを持っていました。
しかし開発目標を具体的に落とし込むことで自分事として感じられるようになりました。調べていくうちに、個人でも取り組める内容が数多くあることに気付き、SDGsに対する意識が高まりました。小さなことでもまずは行動することから始めていきたいです。

障がいのあるアーティストの活動を沢山の方に知って貰える機会はそう多くないのではと推測します。
これまで知らなかった人々とアーティストを繋ぐ架け橋になれたことが何より嬉しいです。
今回の企画を通じて、オーケストラの果たす社会的な役割、そして地域貢献に繋がる新たな可能性を感じました。

2022年12月29日(木)

船橋フィルハーモニー管弦楽団 第71回定期演奏会

2022年10月29日(土)

千葉県


自由裁量コース

船橋フィルハーモニー管弦楽団 第71回定期演奏会

船橋フィルハーモニー管弦楽団 船橋市民文化ホール 開演:14:00

トヨタコミュニティコンサートでは、全ての公演において音楽を通じた「SDGs」を重点テーマに取り組んでいます。今回、船橋フィルハーモニー管弦楽団が取り組んだテーマは『ユニバーサルツーリズム』。「誰もが旅を楽しめる世界を!」をキャッチフレーズに、演奏会場に入ったときからお帰りになるまで、お客様に楽しんでいいただける工夫を団員が話し合って考えました。こちらの写真をクリックして会場の様子をご覧ください。

Youtubeはこちら

2022年10月20日(木)

会津市民オーケストラ 第60回定期演奏会

2022年9月4日(日)

福島県


自由裁量コース

会津市民オーケストラ 第60回定期演奏会

会津市民オーケストラ 會津風雅堂 開演:14:00

音楽家を目指す若い世代を応援し、地域の音楽文化の醸成と発展への願いを込めて、会津市民オーケストラが演奏会を開催しました。

今回ソリストに選ばれたのは、プロではなく、会津市民オーケストラに所属の現役高校生の2人です。プロを目指して勉強中の、三星美優さん(クラリネット)、上田彩乃さん(ホルン)にお話を聞いてきました。

左:三星美優さん、右:上田彩乃さん

■楽器を始めたきっかけを教えてください。

三星さん:小学校4年生で吹奏楽部に入部。最初はフルートがやりたかったけど、顧問の先生からクラリネットを勧められて始めました。

上田さん:お姉ちゃんがホルンをやっていた友達がいて、その友達の影響で小学校4年生の時に合奏部に入部し、ホルンを希望しました。

■会津市民オーケストラに入ったきっかけは何ですか?

三星さん:高校では部活に入らずに練習に専念しようと思っていたけれど、指導者の先生から、楽団での演奏経験を積むことや音楽性も養えると勧められました。

上田さん:会津市民オーケストラの団員に「入らない?」と誘われて見学に来たら、楽しくて入っちゃいました。

■プロになりたいと思ったきっかけを教えてください

三星さん:大きなきっかけはないけれど、会津市民オーケストラに入って初めての演奏会の時にすごく感動しました。楽し過ぎて、それを今後もやりたいなと思いました。

上田さん:小学校6年生の時にプロのオーケストラの演奏会を聴いた時にすごく感動しました。演奏を聴いた直後にお母さんに「プロになりたい」と話しました。

■ソリストとして演奏すると聞いた時はどうでしたか?

三星さん:初めてだったので、嬉しかったです。コンサートに出ているソリストを見ていて、「自分もやりたい」とずっと思ってました。

上田さん:去年初めてで今回2回目になりますが、最初に聞いた時は「本当に私でいいのかな?」という心配もあったけど、団員の方がみんな優しく「がんばって」「上手だったよ」と声をかけて応援してくれました。

■演奏会の感想を教えてください。

三星さん:リハーサルは全然大丈夫だったけれど、本番直前では緊張しました。でも本番が始まったらとにかく楽しい!
曲に込められた情景を想像しながら演奏しました。とにかく楽しかった!またやらせて頂きたいです!オーケストラの皆様にも家族にも大変感謝しきれない思いでいっぱいでした。

上田さん:リハーサルは緊張しすぎて吐きそうだったけれど、裏で美優ちゃんの演奏聴いていたら楽しみになりました。 本番は「ありがとう」という感謝の気持ちを込めて演奏しました。楽しかったし、みんなに感謝!

会場を埋めた多くのお客様の前で、高校生とは思えない堂々とした演奏を披露してくれたお2人。
今回の演奏会の裏では、ご両親をはじめ、指導者の先生や会津市民オーケストラの団員など、地域の大人たちが若い2人の大きな支えになっていました。

三星美優さん
上田彩乃さん
左:三星美優さん、右:上田彩乃さん

2022年9月13日(火)

トヨタコミュニティコンサート in キテネッツ館

2022年7月24日(日)

北海道


販売店コース

トヨタコミュニティコンサート in キテネッツ館

札幌フィルハーモニー管弦楽団メンバー ネッツトヨタ苫小牧 キテネッツ館 開演:11:30/13:30

日ごろは札幌市内で活動する、札幌フィルハーモニー管弦楽団のメンバーが苫小牧市にお伺いしてショールームコンサートを開催しました。ネッツトヨタ苫小牧のキテネッツ館は、クラシックのBGMが流れていつもとは違う雰囲気のショールームでしたが、ご商談やおクルマの整備の待ち時間で、たまたま店舗に滞在されていたお客様も、耳を傾けて楽しんでいらっしゃいました。

「子どもは音楽が大好きですが7才なので本格的なコンサートにはなかなか行けず、今回はこのような気軽で、いつもお世話になっている場所なので来ました。このような場を作っていただいてありがたい。また機会あればぜひ足を運びたいです。」「小人数でも個々の音色が出ていて、間近で聴けて感激しました」というご感想もたくさんいただきました。

2022年7月26日掲載 苫小牧民報

札幌フィルハーモニー管弦楽団の次回の演奏会は下記の通り開催されます。
お近くの方はぜひご来場お待ちしております。

第1775回 トヨタコミュニティコンサート
札幌フィルハーモニー管弦楽団 第65回定期演奏会
日時:2022年10月16日(日) 午後1時半 開演
会場:札幌コンサートホールKitara 大ホール

※詳細は札幌フィルの公式サイトでご確認ください。
https://sapporo-phil.net/concert/index.html

2022年9月13日(火)

トヨタコミュニティコンサート in Kochi

2022年7月17日(日)

高知県


企画提案コース

トヨタコミュニティコンサート in Kochi

高知交響楽団 高知県立県民文化ホール オレンジホール 開演:18:00

高知県で90年活動を続けている高知交響楽団 が、指揮 に秋山和慶 、ソリストに堀米ゆず子、ゲストコンサートマスターに山口裕之 をお迎えし、ボロディン「韃靼人の踊り」、シベリウス「ヴァイオリン協奏曲」、ラフマニノフ「交響曲第2番」を会場を埋めた多くのお客様に披露しました。
日本アマチュアオーケストラ連盟が提案する指揮者・ソリストと共演するTCC企画提案コースは全国初開催となりました。

クールビズでの演奏
ソリストの堀米ゆず子さん

超一流の音楽家の皆さんと一度に共演できたことは、楽団の90年の歴史の中でも初めての大きな出来事であり、団員一人ひとりにとって、学ぶことの多い、極めて有意義な演奏会だと高知交響楽団 団長の竹内さんは言ってくれました。

ただ準備の段階では、秋山先生をお招きしてのリハーサルを重ねるごとに、不甲斐ない演奏が目立ち、そもそも私たちはこの企画に応募してはいけなかったのではないかという思いが募る一方だったそうです。

団員の技術レベルに大きな幅があるアマチュアオーケストラでは、技術的に未熟な団員は徐々に取り残されていきますが秋山先生は一切妥協することなく、技術が未熟な団員に対しても例外なく粘り強く指導してくださいました。

限りある貴重なリハーサルの時間の多くが基礎練習に費やされたことは大きな課題でしたが、 先生方の温かいお人柄と最後まであきらめない熱心なご指導のお陰で、どうにか本番を終えることができました。
「でも、そうした悔しさが次につながるんです」とは、日本アマチュアオーケストラ理事長の下谷さんの弁です。

今回の演奏会を通じ、高知交響楽団は日頃の練習から「誰ひとりとして取り残さない」というSDGsの基本コンセプトにも通じる意識と体制で、活動を展開する必要性を強く感じたそうです。

2022年9月13日(火)

トヨタコミュニティコンサート in OZU

2022年7月2日(土)

愛媛県


自由裁量コース

えひめこどものための音楽会 愛媛交響楽団 移動公演

愛媛交響楽団 大洲市立肱東中学校体育館 開演:13:00

愛媛交響楽団は『普段オーケストラによる生演奏を聴く機会の少ない地域に、レコード鑑賞では味わえない感動を体験してもらいたい』という思いで移動訪問コンサートを企画していました。
しかし新型コロナ感染症拡大の影響で延期となり2年半、ついに今年7月に大洲市立肱東中学校体育館でコンサートが開催されました。

肱東中学校のある大洲市菅田地区は、平成30年7月の豪雨で大きな被害を受け、今回の移動公演は被災地を応援するコンサートとしても開催されました。

この日の大洲市の最高気温は36℃、大型扇風機4台を回して体育館での演奏会が始まりました。
座っているだけでも汗の吹き出す暑さの中、オーケストラの生演奏に身を乗り出して真剣に聴き入っている姿がとても印象的でした。

最後は校歌をオーケストラの伴奏で歌い、1時間の演奏会は終了しました。

お客様アンケートによると、初めて生のオーケストラを聴くという方が8割もいらっしゃり、「初めてオーケストラを聴いて感動しました」「とても心に残りました」「演奏会に興味がなかったけど、今回の演奏でまた聴いてみたいと思った。」「めちゃめちゃ元気が出ました。ありがとうございました」とたくさんのうれしいお声をいただきました。

肱東中学校からは、「オーケストラの生の音楽を聴き、音楽のすばらしさに触れられたことは、子どもたちの心の中にいつまでも残り、癒し続けることと思います。あっという間の1時間で、暑さも忘れて心も体もリフレッシュできたように感じます」と言っていただきました。

愛媛交響楽団はこれからも県内各地を巡り、子どもたちに音楽を届けたいと語ってくれました。

2022年8月9日(火)

堺フィルハーモニー交響楽団 第47回定期演奏会

2022年7月17日(日)

大阪府


自由裁量コース

堺フィルハーモニー交響楽団 第47回定期演奏会

堺フィルハーモニー交響楽団 SAYAKAホール 開演:14:00

「今日はちょっと はよねよか」 大阪弁のイントネーションがあふれるこの標語
トヨタコミュニティコンサートではSDGsをテーマに、演奏会を通して地域の課題に向き合う。という取り組みをすすめていますが、この日のコンサート会場には、「みんいく」の紹介コーナーを設置しました。

堺フィルハーモニー交響楽団 佐村木団長コメント

以前、私が堺市内の中学校のPTA会長をやっていたころ、学校では原因不明の「不登校」が年々急増していました。「みんいく」は、当時、生徒指導をされていた木田哲生先生と一緒に立ち上げたものです。
夜更かしや、スマホ、ゲーム依存によって睡眠不足を引き起こし、朝ごはんを食べないなどの生活習慣の乱れから身体のリズムを崩し、体調不良、イライラ、不安となり、友人とのトラブルが増えたり、その後の成長に大きな影響を与えることが心配されます。
「寝る子は育つ」という昔から日本で大切にされてきた“知恵”ですが、その重要性が高まってきているのです。
睡眠を中心に生活リズムを整えることの大切さを、コンサートに来場される皆さんにも伝えていきたいと考えました。
オーケストラの演奏を聴くこともストレス解消につながり、良い眠りに最適です。

みんいくコーナー
お客様も熱心にご覧になっています
絵本「ねこすけくん なんじに ねたん?」
さっそく絵本を読んでくださっています

この「みんいく」は徐々に効果をあらわし、堺市内の中学校では不登校が大きく減少、それらの活動は多くの新聞・テレビにも取り上げられ、全国にも知られるようになり文科大臣表彰を3度受賞するまでになったそうです。
堺市の取り組みはこちらから

この日の会場は700名を超える満席に近いお客様にご来場いただきましたが、「みんいく」コーナーでは、展示を見る方、絵本を購入される方でにぎわっていました。

2022年8月9日(火)

山陰フィルわくわくファミリーコンサート in アルテピア

2022年7月10日(日)

島根県


自由裁量コース

山陰フィルわくわくファミリーコンサート in アルテピア

山陰フィルハーモニー管弦楽団 安来市総合文化ホール アルテピア 開演:14:00

山陰フィルが開催する「わくわくファミリーコンサート」は「0歳児から入場できる演奏会」です。
当日は本当にたくさんの、抱っこ紐やベビーカーに乗った0才の赤ちゃんと一緒のパパやママの姿が見られて驚きました。
「生の音楽を聴きたい」「自分の子供にも音楽を聴かせてあげたい」と思っている子育て世代が多いことが、いただいたアンケートを読むとよくわかります。

「0才の子供も、指揮者の動きをジーっと見たり、音に合わせて身体を動かしたり、ホールのキラキラの照明を見つめたり、誰でもOKの演奏会はありがたかったです」
「出産してから生の音楽に触れる機会がなかったので嬉しいコンサートでした」
「隣の席のお子さんが、指揮者の動きの真似をして手を振っていて微笑ましかった」
「娘が0才から毎年きて3回目になります。その娘ももうすぐ3才、一人で座って聴けるようになって、それだけで感慨深いです。」

来場された方たちが快適に演奏会を楽しめる工夫も、あちらこちらで見られます。

多目的室を授乳室に
かわいいイラストで楽器の紹介
親子室から鑑賞
指揮者体験コーナー
都道府県 公演回数
東京都 639回
大阪府 272回
神奈川県 192回
愛知県 125回
島根県 1回

上の表の数字は、2020年度の1年間にプロのオーケストラが開催した都道府県別の公演回数です。
島根県はなかなか生のオーケストラ演奏を聴く機会の少ない地域ですが、「山陰フィル」は学校訪問、隠岐の島への離島コンサート、県民オペラへの出演など、地域の皆さんに楽しんで、喜んでいただけることが嬉しくて日々活動しています。
次は、島根県のあなたの町に、山陰フィルがやってきますよ♪

山陰フィルハーモニー管弦楽団

2022年8月9日(火)

山梨交響楽団 第48回定期演奏会

2022年6月26日(日)

山梨県


自由裁量コース

山梨交響楽団 第48回定期演奏会

山梨交響楽団 YCC県民文化ホール 大ホール 開演:14:00

当日は暑い中にも関わらず、開場時間前から多くのお客様にご来場いただきました。

開場時間前から長蛇の列
コロナ対策で1席空けて着席。
ほぼ満席でした

指揮者の新田ユリさんとの息の合った演奏や、ロシアの作曲家の難曲をダイナミックに、そして「平和を守る」という願いと共に精魂込めて演奏された団員の皆様の想いが伝わり、お客様は演奏に聴き入られていました。

指揮者の新田ユリさん
「平和を守る」願いと精魂込めた演奏が響きました

SDGs企画では、「地球温暖化防止」をテーマに、会場ホワイエにて、地球温暖化のしくみや、「クール・チョイス」の取り組みを紹介するパネルを展示しました。また、演奏会のアンケート用紙に、地球温暖化に関するクイズを出題し、答えを書いてくれた方に紙製のファイルをプレゼントするなど、お子様にも参加しやすい工夫をしながら地球温暖化の意識の向上に取り組みました。

地球温暖化のパネルを展示
演奏会アンケートに地球温暖化に
関するクイズを出題
クイズに答えてくれ方に紙製のファイルを
プレゼントしました

また、昨年の演奏会からの継続取り組みとして、点字のしくみ解説や点字のプログラムの展示も実施しました。

点字のしくみ解説
演奏会プログラム団長挨拶文(文字)
演奏会プログラム団長挨拶文(点字)

2022年7月22日(金)

ミンクス室内オーケストラ演奏会

2022年5月15日(日)

鳥取県


自由裁量コース

ミンクス室内オーケストラ演奏会

ミンクス室内オーケストラ 米子市公会堂 開演:14:00

ミンクス室内オーケストラは2019年4月以来、約3年振りに演奏会を開催しました。
代表の吉田明雄さんは演奏会を終えた感想を次の通り寄せてくれました。
「久しぶりの演奏会で緊張しましたが、感動しました。3階まで埋まったお客様は、熱心に聞き入り、演奏終了後の温かい大きな拍手。危うく涙を流すところでした。音楽はこういう時期だからこそ必要。コロナとともに生きなければいけなくなった私たちは、皆が一体となって、新たな日常を取り返す時期になっている、そう思わせる演奏会でした。」

開場時間前から長蛇の列。地域の皆さんはこの日を心待ちにしていました
ホールに良質な演奏が響きました

〈アンケート集計結果〉入場人数 340人、うちアンケート回収187人 回収率=55%

演奏会のメインテーマであるSDGs企画では、鳥取県医師会、鳥取大学医学部附属病院の医療従事者の方々を招待し、プログラムの中でコロナ対策の活動を紹介するとともに、感謝の意を表しました。
鳥取県では、官民挙げて早くから新型コロナウィルス感染症対策に取り組んできた結果、全国でも極めて低い患者発生数、死亡率を2年以上にわたり維持しています。
また、鳥取大学医学部は、コロナに取り組む鳥取大学発のベンチャー企業を支援しており、治療薬や製品の開発などの活動も紹介しました。
特に、紙製のフェイスシールドは興味を引き、多くの方が配布用展示物を持ち帰られました。環境に優しく、長時間の装着も苦にならない等、医療現場から出される様々な要望をもとに開発されたそうです。

全国の医療機関で使用されています
演奏会のスタッフも着用しました
コロナ治療薬や製品の開発取組み展示①
コロナ治療薬や製品の開発取組み展示②

〈アンケート集計結果〉入場人数 340人、うちアンケート回収187人 回収率=55%

2021年12月11日(土)、18日(土)

トヨタコミュニティコンサート in トヨタカローラ札幌 JQ東苗穂・JQ藻岩 クリスマスコンサート

2021年12月11日(土)、18日(土)

北海道


販売店コース

トヨタコミュニティコンサート in トヨタカローラ札幌 JQ東苗穂・JQ藻岩 クリスマスコンサート

川越守記念 北海道交響楽団札幌フィルハーモニー管弦楽団 トヨタカローラ札幌 ジョイック東苗穂・ジョイック藻岩 開演:1部13:30・2部14:30

地元販売店とアマチュアオーケストラが協力し、全国2例目となる販売店コースが2週に渡り開催されました。
12/11開催の東苗穂店は大きな通りの交差点にある2面ガラス張りのショールーム、お店の外からしばらくコンサートの様子を眺めた後、ご入店されてきたお客様もいらっしゃいました。

12/18の藻岩店の日は、前日からの大雪による一面銀世界でのホワイトクリスマスコンサート。

両日ともに、楽団からの音楽のクリスマスプレゼントに、親子連れでリズムをとりながら楽しんでいらっしゃる姿を見て、販売店スタッフも演奏者もホッコリとした気持ちに。お客様からは「小さい子がいるので本格的なコンサートとは縁がありませんでしたが、近くのカローラのお店で聴くことができて嬉しかったです!」というご感想もいただきました。

2021年12月12日(日)

豊橋交響楽団 第126回定期演奏会

2021年12月12日(日)

愛知県


自由裁量コース

豊橋交響楽団 第126回定期演奏会

豊橋交響楽団 ライフポートとよはし コンサートホール 開演:14:00

豊橋市は「持続可能なまちの実現」に向けて、市と共に取組を実施する「豊橋市SDGs推進パートナー」を募集しています。豊橋交響楽団もSDGs推進パートナーに登録し、日々活動しています。今回の演奏会では、団員ひとり一人が自分のできることを宣言して会場に掲示、来場されたお客様は興味深く読んでいました。

愛知県は地域の喫緊の課題として、毎年交通死亡事故が多く、少しでも事故を減らすための取り組みとして、会場に交通安全のバナーの設置や反射材の配布を行い、年末年始に向けての交通事故撲滅を訴えました。

また初めての試みとして、NPO法人東三河フードバンクと協力し、会場で食品の寄付を事前に呼びかけていたところ、当日、来場されたお客様からたくさんの食品のご寄付をいただきました。

2021年11月6日(土)

山形フィルハーモニー交響楽団 第60回記念 定期演奏会

2021年11月6日(土)

山形県


自由裁量コース

山形フィルハーモニー交響楽団 第60回記念 定期演奏会

山形フィルハーモニー交響楽団 山形市民会館 開演:14:00

コロナ禍の影響を受けて、約2年ぶりとなった今回の第60回の記念定期演奏会。演奏終了後にお客様からの惜しみない拍手をいただき「あらためてこの場所に団員みんなと戻ってくることができたことの幸せを感じた」とオーケストラの団員は皆さん嬉しそうでした。

TCCで取り組む「音楽×SDGs」では、ゲストに子ども食堂の樋口愛子氏と減災Daysの細谷真紀子氏を迎え、演奏会の合間での対談企画にチャレンジ。ゲストお二人のお話を聞いて、山形県内の子ども食堂の存在や、自分たちが暮らす町の子どもを取り巻く環境についての気づきなど、お客様からも好意的なご意見をいただくことができました。オーケストラは一人でも欠けると良い演奏ができないのと同じように、誰一人取り残さない地域づくりを考えていきたい。そのような福田団長の言葉が印象的でした。