皆さんこんにちは!TDP事務局のフクです。
10月もいよいよ最終週となり、めっきり秋も深まって参りました。F1のチャンピオンも決まってしまいましたが、モータースポーツファンには、まだまだ11月も楽しみなイベントは続いて行きます♪
さてこのコラムをご覧頂いている方は、いったいどの辺りの年齢層の方が多いのでしょうか?既に大人だという方や、まだまだ夢多き少年少女達もいらっしゃるのでしょうか?
今まだ少年少女だという方は、「大人になったらあれがしてみたい、これがしてみたい」ということがきっとあることと思います。また既に大人だという方も子供の頃はそんな想いを持っていたのではないでしょうか?
ところで皆さんの考える「大人」っていうのは?「20歳の成人!」「免許が取れる18歳!」「女性が結婚出来る16歳!」「その人の精神年齢によって」等々、人によってそれぞれご意見があるかと思います。
そんな中、私がTDPドライバー達と接して来て、下は14歳くらいからの付き合いとなるのですが、「成長したなぁ」というか「大人になったなぁ」と、まず最初に思うのは精神的な部分はさておき、彼らが『普通免許』を取った時です。
現在のレース界では“限定Aライセンス”というもののお陰で、16歳からレースに出場する事が出来ます。しかし、当然ながら一般公道の運転は出来ません。そんな訳で4輪デビューの頃は、レースが終わると晃平君も、可夢偉君も、和也君の時も私が運転する車の助手席に乗せて、駅まで送るなんてことが普通の出来事でした。
そんな彼らが免許を取り、自分達で運転をするようになると「もうそんな歳になったんだ!」と成長を実感します。
『普通免許』を取ってほぼ1年の雄資君、『大人の階段』を上っている途中です
そして次に来るのが、20歳になっての『お酒』です。もちろんレースウィークに飲んだり、深酒して体を壊すなんてことはないのですが、機会としては決して多くはないものの、たま〜にお付き合い程度に軽く口にしたりすることはあります。
それを見ると「おぉ!ついに酒が飲める年齢になったか!」とまた1つ少年が大人になった事を感じるのです。最近某CMで、スポーツアスリートが親子で一緒にビールを飲むシーンが見られますが、きっとあの時のお父さんの気持ちは「感無量」といった感じなのでしょうね。
当然ながら、生まれた時から成長を見守ってきたお父さん達と違って、私にはそこまでの感動はありませんが(笑)
お酒を前に嬉しそうな?京佑君
当然ですが、運転をする時に飲む事はありません!
皆さんも飲酒運転は絶対しないで下さいね!
国本 雄資選手
『勝負パンツ』でチャンピオン! 国本雄資
2009年10月19日
皆さんこんにちは!TDP事務局のフクです。
今回のTDPドライバー『プレイバック編』は、国本ブラザーズの弟で、現在のTDPドライバーの中では最年少となる、先月19歳になったばかりの国本雄資君です。
国本兄弟をご存じの方は、「顔があまり似てないな」という第一印象を持たれる方も多いと思いますが、確かに顔だけを見ると、言われないと兄弟と分からないくらい似ていません。しかし、声はそっくりで、電話だと「どっちだ?」と迷うほどそっくりです。今回はそんな雄資君の一端を紹介したいと思います。
雄資君がフォーミュラトヨタ・レーシングスクール(以下FTRS)を受講したのは、既に兄の京佑がTDPドライバーとして走っていた2006年でした。雄資君は無事最終選考に残り、翌年FCJのトヨタドライバーとして参戦することとなりました。
しかしながら、その時はTDPドライバーとしてではなく、一部支援のトヨタドライバーとして、2007年シーズンにフォーミュラチャレンジ・ジャパン(以下FCJ)でデビューを果たすこととなりました。デビューしてからの雄資君は、兄・京佑の献身的なアドバイスなどもあったものの、デビュー当初はカートから4輪(カートに対してその様に呼びます)への移行が上手く行かず、苦戦が続きました。
その後、3大会目のもてぎで予選3番手を獲得し、一瞬現在の活躍の片鱗を見せたものの、その後しばらくは再びあまり目立たない状態が続いたのですが、シリーズも中盤を迎えた第12戦でついに初優勝を遂げると、その次の菅生大会でも2連勝を果たし、1年目のシーズンは3勝を挙げてシリーズ4位で終えました。
'07(左)、'08年(右)のそれぞれFCJの優勝時、'07年初優勝時に比べ、'08年は優勝慣れして来た感じでしょうか
きちんと両手を添えてカップを持つのは育ちの良さの表れ?(笑)
その活躍から翌年は、文句なしのTDPドライバーとしてFCJへ参戦することとなりました。そして、チャンピオン候補として開幕を迎えた雄資君は、開幕ラウンドで早くも優勝を果たすと、そのまま16戦中8勝という驚異の勝率で、2位に圧倒的な差を付けてシリーズチャンピオンを獲得しました。
ちなみにこの年の雄資君、16戦中15回のレースで表彰台に上がり、表彰台を逃したレースも4位と圧倒的な安定感を見せました。セッティングが全車同じで、マシン性能にもほとんど差がなく、更に全員のドライビングデータを見る事が出来るFCJでは、常に1秒間の中に20台程がひしめきあいます。
そのため、ほんの小さなミスで大きく順位を落としてしまうため、どんなコースでも、どのようなコンディションでも常に表彰台に立ち続けるという事は非常に難しく、雄資君のこの9割を超える表彰台獲得率は、勝率の5割という数字以上に、今後破られることはないのではないかと思っています。
今では表彰台でのガッツポーズも随分サマになってきました
では、雄資君がこれほど圧倒的なパフォーマンスを出せた原因はどこにあるのでしょうか?本人の才能?メンタルの強さ?色々な要素はありますが、その1つが題名にもある『勝負パンツ』なのです!
この年、雄資君はレースウィークの土曜日、いつも同じパンツを穿いていました。それは、白地にエンジ色の唐草模様のトランクスです。これが雄資君の快進撃を支えたのです。何故土曜日かというと、決勝1レースの日曜日に対して、決勝のスタートグリッドが決まる2つの予選と、1つの決勝レースがある土曜日が日曜以上に重要だからです。
その勝負パンツの効果を裏付けるかのように、この年の雄資君は8勝のうち5勝が『勝負パンツ』の土曜日でした。もしかして日曜日も2日続けて同じパンツを穿き続けていたら、もっと勝てていたかもしれないですね(笑)
そして、今年もF3のレースの土曜日は勝負パンツを穿き続けた雄資君は、今季F3で挙げた4つの勝利のうち、3勝が土曜日のレースなのです。菅生でも土曜日に勝利を挙げたのは記憶に新しいところですね♪ちなみに雄資君、菅生ではFCJ、F3を通じて6戦5勝、5回のポールポジション獲得という相性の良さを見せています!
最近カメラマンを見付けると、カメラを借りて写真を撮りたがる雄資君
そんなどんな状況にも動じない強いメンタルの持ち主である雄資君ですが、そんな雄資君も激しく心を乱されることがあります。それは・・・『虫』です!
横浜シティボーイ(死語?)の雄資君。子供の頃からあまり自然に触れる機会がなかったのか、虫を見ると、それが例え小さな虫でも女の子の様に一目散に逃げ出します。理由は「気持ち悪い!」だそうです・・・
この虫が苦手な雄資君が現在住んでいる御殿場のアパートは、自然の生態系を残す森のすぐ近くにあるため、家の中に虫が入って来てしまうこともあり、そんな時は、それはそれは大変な騒ぎになるようです。
おとなしめの雄資君ですが、お茶目な一面も持っています
今季もまだGTの最終戦とマカオGPが残っていますので、そちらでも優勝を目指して頑張ってもらいたいと思います。
しかし雄資君の勝負パンツ、いったいいつまで持つのでしょうか・・・?雄資君ファンの皆さん、来年は雄資君が土日で勝てるように、また今のパンツに穴が開いてしまった時などの為に、是非雄資君へプレゼントをする時は白地に唐草模様のパンツでお願いします(笑)
雄資君の勝負パンツの柄を本邦初公開します!
こんな柄のパンツを見かけたら、ぜひ雄資君のために買って来てあげて下さい
【TDP情報】
井口卓人/国本雄資 『AUTOSPORT MIHAMA SPORTKART SERIES 第1戦』ゲスト出演
10月24日(土)
美浜サーキットで行われるスポーツカートレースシリーズの第1戦に、井口卓人と国本雄資が会場に訪れ、ワンポイントアドバイスなどを行います!
大会概要ページ
美浜サーキットサイト
平手晃平 『K.H.P.A平手晃平ファン交流イベント&レンタルカート耐久レース』
10月25日(土)
K.H.P.A(KOHEI HIRATE PLANNING ASSOCIATION)が、石野サーキット(愛知県豊田市)で主催するファン交流イベントです。
平手晃平オフィシャルサイト
皆さんこんにちは!TDP事務局のフクです。
学生時代には体育祭や文化祭などに代表されるように、秋といえば“イベントシーズン!”という事で、我がTDPドライバー達も色々な所に呼んで頂き、イベントに出演しています。先週末も数か所でTDPドライバー達が出演するイベントがありました。
さてその中で、以前このコーナーでも少し紹介させて頂きましたが、今回は国本兄弟が出演させて頂いたネッツ仙台さんのイベントの様子を紹介させて頂きます。前回書いたように(読んで頂いていない方はこちらをご覧下さい)、普段サーキットで200km/h以上出ているクルマを操るレーシングドライバーでも、いつもと違う“タイヤを滑らせる”運転というものに最初の一瞬は苦戦するのですが、はたして今回『はじめてのドリフト走行』となった雄資君はどうだったかと言うと・・・
本番に先立ち、練習を行ったのですが「さすが雄資君!」という訳には行かず・・・やはり苦戦をしました・・・
まずは、兄の京佑君が手本を見せ、その後雄資君がドライブ
初めて「ドリフト走行」をさせた雄資君の感想は「難しい」との事でした
最初の挨拶では、2人共リラックスした表情
初走行を終えるまでは、「レースより緊張する」とやや硬めの面持ちでした
1セッション目では出番のなかった雄資君は、
京佑君に付き合ってもらって追走訓練です
そしてスタッフの方に、兄以外で
初めて横に乗って頂きました
しかし、そこは予想通り、少し練習をすると、普通に「ドリフト走行」が出来るようになりました。今では見事なドリフト走行を披露する京佑君も初めはそうでしたので、雄資君もすぐに上手く出来るようになってしまうと思います。
こんな感じで雄資君の『初めてのドリフト』は無事終了し、今後出来なくて苦戦する雄資君を見られる機会はなくなりました(笑)
ネッツ仙台さんでは、頻繁にこのようなイベントを実施して頂いているので、身近にドライバーの技術を体感出来るこのイベント、是非皆さんも機会があれば体験してみて下さい。前にも書きましたが、ドライバー達もこのようなレース以外のイベントではリラックスしている事が多く、レース時よりも皆さんが気楽に接して頂ける雰囲気だと思いますので!
セッションの合間に動物たちと戯れる国本兄弟
独特の“ワールド”を持つ京佑君、動物たちとも“交信”出来ているのかもしれません
独特の“ワールド”はこちら
その次はゴルフの練習、この2人ちっともジッとはしていません
そして仕事して、いっぱい遊んだ後は・・・
寝ます!本能の赴くままに・・・
そして話は変わりますが、今週末のF1ブラジルGPでは、日本GPで怪我をしたティモ・グロック選手に代わって、小林可夢偉のデビューが決定しましたね!グロック選手の怪我は残念ですが、TDPドライバー2名が、F1の舞台で戦う今週末は、私も非常に楽しみです♪
オートポリスのスーパーGT、ブラジルでのF1と、今週末もTDPドライバー達の応援を宜しくお願いします!
【TDP情報】
石浦宏明 『Toyota Motor sports Network #30』出演
リピート放送 |
10月15日(木) 13:00〜13:30 |
10月16日(金) 06:00〜06:30 |
「Toyota Motor sports Network」紹介ページ
井口卓人/国本雄資 『AUTOSPORT MIHAMA SPORTKART SERIES 第1戦』ゲスト出演
10月24日(土)
美浜サーキットで行われるスポーツカートレースシリーズの第1戦に、井口卓人と国本雄資が会場に訪れ、ワンポイントアドバイスなどを行います!
大会概要ページ
美浜サーキットサイト
平手晃平 『K.H.P.A平手晃平ファン交流イベント&レンタルカート耐久レース』
10月25日(土)
K.H.P.A(KOHEI HIRATE PLANNING ASSOCIATION)が、石野サーキット(愛知県豊田市)で主催するファン交流イベントです。
平手晃平オフィシャルサイト
皆さんこんにちは。TDP事務局のフクです。
3年振りに鈴鹿で開催された「F1日本GP」は、絶好の秋晴れの下、セバスチャン・ベッテル選手の優勝で幕を閉じ、トヨタも見事2位でフィニッシュ、表彰台獲得となりました。あとは、可夢偉君が怪我のグロック選手に代わっての出場が認められれば、更に良かったのですが・・・
その可夢偉君とユーロF3時代、チームメイトだったベッテル選手。その時からとっても明るくてナイスガイでした。そんなベッテル選手の優勝を素直に祝福したいと思います。
さて、今回のこのコーナーでは、以前ドライバーの愛車紹介ということで、卓人君の愛車を紹介させて頂きましたが、今回はその第2弾ということで、晃平君の愛車を紹介させて頂こうと思います。
その晃平君の愛車は、自身のブログなどでもよく登場しているので、ご存じの方も多いとは思いますが卓人君と同じ「トヨタ・アルテッツァ」です!そして、この車の通称は「ヒラテッツァ」!こちらも密かに浸透していますね(笑)
これが通称「ヒラテッツァ」 卓人君と同じく地元ナンバーです。「尾張小牧」って「苫小牧」と似ているせいか、北海道のナンバーだと思っている人が結構いる様です。今はこれを撮影した時からまた変わっています。
時々こちらにその様子が出てきますので、チェックしてみてください。
http://ameblo.jp/kouhei-hirate
弱冠16歳でヨーロッパへ渡り、ヨーロッパ在住中に18歳を迎えて免許証を取得した晃平君にとって初めての愛車は、先輩ドライバーから譲り受けた「YARIS」でした。「YARISってどんな車?」と言う人もいますよね?「YARIS」とは、日本で言う「Vitz」のことです。
「あらっ!?結構かわいい車に乗っていたんだ!」と思う方もいらっしゃるかと思いますが、ヨーロッパも日本と同様、割とコンパクトカーの比率が多く、特に1人暮らしで生活面での節約も必要だった晃平君には丁度ピッタリだったのです。
しかしVitzと言っても、晃平君が乗っていた車は1.5Lのエンジンを積んだ仕様で、私が欧州に行って同乗させてもらった時も、制限速度の無いドイツのアウトバーンで、時折200km/h!をオーバーしながら軽快にドライブしていました。(これを読んだVitzドライバーの方、くれぐれも「俺も〜」とマネしないでください!日本でやると交通違反です!)
そして一昨年、日本に帰ってくることになった晃平君に用意されていたのが、今のアルテッツァです。そして晃平君の知り合いに車の修理工場をしている方がいるらしく、晃平君の愛車はコツコツと個性を持った「ヒラテッツァ」に変身してきました。この辺り、晃平君は最近の若手ドライバーの中でも自分の車のカスタマイズなどが結構好きな部類です。
アルミホイールは、フォーミュラトヨタ時代から晃平君の応援をしてくれている「Kosei」製
そして、ボンネットに加え、フロントフェンダー
も変わっています。
マフラーも交換済みです
晃平君に幾つか質問をしてみました。
Q.今の車のカスタマイズのコンセプトは?
A.見た目を重視しつつ、足回りもワインディングで軽快に走れる仕様
Q.今欲しい車は?
A.買うならレクサスIS350、もらえるならIS-F(笑)
走ることが好きで、車を楽しむ晃平君らしい愛車「ヒラテッツァ」。若者の車離れも叫ばれる中、これからも晃平君には是非「車の楽しさ」を伝えて行って欲しいと思います。
レースの時に自分の愛車で来る事も多い晃平君。今度サーキットでチェックしてみてください!
【TDP情報】
中嶋一貴/小林可夢偉/平手晃平/石浦宏明/大嶋和也 『MOTORSPORT JAPAN 2009』出演
10月10日(土)〜11日(日)
お台場で開催されるモータスポーツジャパンでトークショーや、「TMN」の公開収録などに参加します!
MOTORSPORT JAPANオフィシャルページ
国本京佑/国本雄資 ネッツトヨタ仙台日の出店『スラローム体験走行会』出演
10月11日(日)〜12日(月)
国本ブラザーズがドライブするアルテッツァの助手席に同乗出来ます!
ネッツトヨタ仙台オフィシャルページ
石浦宏明 『Toyota Motor sports Network #30』出演
生放送! |
10月12日(月) 19:30〜20:00 |
リピート放送 |
10月12日(月) 25:40〜26:10 |
10月15日(木) 13:00〜13:30 |
10月16日(金) 06:00〜06:30 |
TMNオフィシャルサイト
井口卓人/国本雄資 『AUTOSPORT MIHAMA SPORTKART SERIES 第1戦』ゲスト出演
10月24日(土)
美浜サーキットで行われるスポーツカートレースシリーズの第1戦に、井口卓人と国本雄資が会場に訪れ、ワンポイントアドバイスなどを行います!
大会概要ページ
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平手晃平 『K.H.P.A平手晃平ファン交流イベント&レンタルカート耐久レース』
10月25日(土)
K.H.P.A(KOHEI HIRATE PLANNING ASSOCIATION)が、石野サーキット(愛知県豊田市)で主催するファン交流イベントです。
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