Domatics

Domatics

TOYOTA
土間選別のデータサイエンス

お知らせ

2024.06.01 NEW!

永一産商株式会社様にて、Domatics-Analysis(データ解析)の初のご契約頂きました!

2024.06.01 NEW!

機関誌「とうきょうさんぱい」405号に掲載頂きました。

2024.05.28 NEW!

全国産業資源循環連合会女性部にて講演させて頂きました。

2024.04.20 NEW!

循環あいちに取り組みを掲載頂きました。

2024.04.13 NEW!

東港金属株式会社様にて、Domatics-Break(設備)の初のご契約頂きました!

2024.04.01 NEW!

環境技術会誌 第195号 に記事を掲載頂きました。

お知らせ一覧

はじめに

このようなお困りごとはございませんか?

  • 人手が足りない
  • 不安全で非効率的な現場作業が多い
  • 他社にはない現場の魅力を上げたい/伝えたい

私たちは、トヨタのカイゼンで培った“現場の解析技術”、“設備の開発技術”に強みを持っており、廃棄物処理業者の皆様の現場にも製造業のノウハウを活かしたサービス提供をしていきたいと思っております。
サーキュラーエコノミー/カーボンニュートラルという言葉は国内でも認知が進んでおりますが、実態として、中間処理の精度に依存する部分は大きく、中間処理業者様に大きく負担がかかっていると考えております。
その中でも、処理業の入り口である“土間選別”にこそ革新の可能性が大いにあると感じており、私たちは、土間選別を学問/科学するサービス
“Domatics” (Doma : 土間 + tics : 学問の語尾)
を全国の中間処理業者様に向け提供させて頂きます。
現在、実証段階にあるため、サービスのご利用までにお時間をいただく場合がございます。

Domatics 事例

BeforeDomatics-A(解析)

AfterDomatics-B(破袋)+ Domatics-A(解析)

作業内訳
作業姿勢

土間選別を現場DXで革新
作業者にとって、安全/効率に作業が持続できる環境
経営/管理者にとって、タイムリーで正確な情報管理ができる環境

Domaticsとは廃棄物業界に革命を起こしたい

廃棄物処理業者の土間選別は、暮らしに必要不可欠な工程ですが、「きつい」「危険」といった問題を抱えています。
このような現状を変えるために、Domaticsでは「解析」と「設備」の2つを組み合わせることで、廃棄物処理業者の土間選別を効率化・安全化・最適化することを目指します。

Domatics-A(解析分野)+Domatics-B(設備分野)

現場DXまでのステップ

Step1:デジタル化(データ解析)、Step2:安全効率化(設備)、Step3:業務革新(設備+データ解析) Step1:デジタル化(データ解析)、Step2:安全効率化(設備)、Step3:業務革新(設備+データ解析)

解析分野

Domatics-A 土間選別のデータ解析 Analysis

選別・分別作業を解析しフィードバックを行う、データ解析コンサルティングサービスです。
設備導入についてはまだご検討段階という場合でも、コンサルティングサービス単体で十分にご活用いただくことが可能です。

このような方におすすめです

  • データ取得/解析/分析する余裕がない
  • 作業改善したくても、どこから手を付けたら良いか分からない

動作解析・品目解析

土間選別の作業風景を動画で撮影していただき、お送りいただくだけでOK。
解析/考察は、Domatics-Aにお任せください。独自に開発したAI動作解析(特許出願中)により、「誰が」「どんな作業を」「どれだけやったか」をデータとして記録・解析。各現場/各個人ごとの課題作業の優先順位を見える化し、改善案を提示します。

建設系廃棄物の動作解析

事業系廃棄物の動作解析

データ解析事例1

全体の課題作業を見つける

特定の作業について得意/苦手な人を見つける

個人ごとの得意/苦手な品目を見つける

この解析から分かること

Bさんの金属/大物が入った袋の破袋を改善することで、全体としても大きく安全面/効率面での改善が見込める

データ解析事例2

個人ごとの作業速度を計測

品目ごとの作業速度を計測

個人の特定品目に対する作業速度を可視化

この解析から分かること

データを組み合わせて解析することで、「皆がやりたがらない危険物については、Eさんに押し付けられており、結果的に、Eさんの作業性が著しく落ちている」ことが分かる

Domatics-A取り組み会社様の声

環境開発工業株式会社 佐々木リサ 様

環境開発工業株式会社
佐々木リサ 様

  • 今回の取り組みで1人当たりの作業速度が改善しました。見える化によってさらなる伸びしろにも気付けたので、これが究極のスタートと考えています。
  • リサイクルの肝は選別と言っても過言ではありません。今回の選別効率化をきっかけに更なる工場全体の合理化を目指し、多様な視点でアドバイスをいただきたいと思っております。
  • 今回の取組みを通じて、改めて世の中に必要とされる業種であることを再認識するとともにこれからを担う人材採用に向けてアピールできればと思っております。
大谷清運株式会社 二木玲子 様

大谷清運株式会社
二木玲子 様

  • 人の手(勘/コツ/経験)しかないと思っていましたが、データサイエンスで安全効率化が進み、驚きました。
  • 社員が一緒に解析を勉強し、成長できる機会にもなるのでありがたいです。
  • 個人の特性をデータで把握できるので、管理しやすい上、作業者のやりがいにも繋がると思います。

設備分野

Domatics-B 土間選別の作業革新設備 Analysis

解析データをもとに、作業効率と安全性を考慮した、選別作業に集中できる設備を製作します。

このような方におすすめです

  • ダンプアップされるため、土間(地面)での作業はなくならない
  • 廃棄物が袋に入っているため、破袋作業がなくならない

現場DXを実現

「コンベア上での選別作業」や「破袋作業の大幅削減」など、カイゼンだけでは解決できない課題に対して、設備開発を通して現場DXを実現します。

設備外観

設備の外観

非接触式 破袋技術 ※特許出願中

現場の制約上、解決できない課題に対応

破袋作業や土間(地面)での作業は、切創や腰痛の恐れがあり不安全で非効率的です。
このような現場の制約上、解決できない課題に対し、Domatics-Bでは破袋の自動化と、腰位置で作業できる環境を提供します。

Domatics-Bの特徴

袋の凹凸に追従して袋のみ熱を与えて溶かし、破袋します。袋の形状に追従・転回することで、破袋性が大幅にアップします。
建設系によくある厚いガラ袋・土のう袋から、事業系によくある薄いポリ袋まで、いずれも内容物によらず破袋でき、中身に影響を与えないことを確認しています。

ヒートガン

・局所的に袋の表面だけ熱で溶かす
・袋の中身に影響を与えない
・工場エアが使える
・袋の凹凸を許容

追従式アーム

・破袋性が向上
・駆動軸レス

転回機構

・十字に切れるため破袋性が大幅に向上

BeforeDomatics-B導入前の土間選別

AfterDomatics-B導入後の土間選別

設備導入後の最適化シミュレーションを実施

どのようなレイアウトや動線で導入するのが最適なのか、事前に検証し設備導入のシミュレーションを行います。
設備導入についてもDXに取り組み、推進しています。

Domatics-A&Domatics-B導入後

Domatics-A+B取り組み会社様の声

高俊興業株式会社 高橋潤 様

高俊興業株式会社
高橋潤 様

  • Domaticsは世の中にないサービスで、今までの発想だけでは生まれないと感じました。
  • 安全効率化/選別率向上の両方を図れる可能性が見えました。
  • 現場の状況を正しく把握できるため、現場訪問の質も向上し経営管理の面でも役立っています。
  • 今後は業界にも紹介していきたいです。
サイクラーズ株式会社 福田隆 様

サイクラーズ株式会社
福田隆 様

  • 解析結果から土間選別の無駄/無理が数字でわかることは衝撃的でした。導き出したソリューションを実際にモノにし、効果を出したことが、私にとって革新的な出来事でした。
  • 土間選別は大変な作業なので、少しでも設備化して作業負担を軽減することが、持続可能のためには必要だと思います。
  • 会社としても回収率や危険物の発見率が上がるので、双方にとってハッピーな取り組みです。
  • 常に課題が分かり、改善をし続けられるので、手放せない仕組みです。

導入の流れ

1.会議ヒアリング
2.現場立会/すり合わせ/提案
3.商談
4.契約
5.取り組み開始

解析(Domatics-A)

  1. 現状の土間選別の作業を動画で記録
  2. 開発したAI動作解析により、“誰が”“どんな作業を”“どれだけやったか”をデータとして記録
  3. データ解析し、作業の課題や個人ごとの長所/短所を見える化、改善案を提示

設備(Domatics-B)

  1. 設備導入に向けたレイアウト・作業動線などの案をシミュレーションし、効果を見積もる
  2. 設備を実際に導入し、現場の環境や品目に合わせた条件に設定する
  3. 導入後の作業性をデータ解析し、効果が狙い通りであるか確認し、設備使用の継続をフォロー

メンバー紹介

三村 健志朗

三村 健志朗

プロジェクトオーナー

自身の住宅近くの不法投棄問題をキッカケに廃棄物業界に興味を持つ。特技のデータサイエンスを武器に業界にDXで革新を起こしたい想いで事業を立ち上げ。

坂之井 遼太

坂之井 遼太

テクニカルマネージャー

自身の震災体験をキッカケに廃棄物業界に興味を持つ。製造業で培ってきたモノづくりの経験/スキルを活かし、業界をより安全で魅力的なものにしたく事業を立ち上げ。

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