|
グレード |
1600・ハイデラックス |
1400・デラックス |
1200・デラックス |
車両型式 重量 |
車両型式 |
TE37-MN |
TE35-KD |
TE35-KD |
重量(kg) |
895 |
895 |
815 |
寸法 |
全長(mm) |
3995 |
3995 |
3995 |
全幅(mm) |
1570 |
1570 |
1570 |
全高(mm) |
1350 |
1350 |
1350 |
ホイールベース(mm) |
2370 |
2370 |
2370 |
エンジン |
エンジン型式 |
2T |
T |
3K-H |
エンジン種類 |
水冷直列4気筒DOHC |
水冷直列4気筒OHV |
水冷4気筒直列OHV |
排気量(cm3) |
1588 |
1407 |
1166 |
最高出力kW(PS)/r.p.m. |
-/100/6000 |
-/86/6000 |
-/71/6000 |
※ |
代表するグレードのスペックを表示しております。 |
※ |
エンジン最高出力はネット値です。表内では「 / / 」で表示しています。 |
※ |
このクルマの型式は、 KE35(1200), TE35(1400), TE37(1600) です。 |
生産工場 |
高岡工場、関東自動車工業(株) [1979年3月~] |
販売会社 |
トヨタカローラ店 |
「カローラ」は、英語で「花の冠(花の中のもっとも美しい部分、花びらの集合体)」という意味。「人目をひく、美しいスタイルのハイ・コンパクトカー」をイメージして名づけられた。
車両サイズは先代に比べてホイールベースを35mm、前後トレッドを40mm拡大したが、このボデーの大型化は、排出ガス規制や衝突安全性対応に必要なスペース確保のためでもあった。基本ボデーは、当初、2/4ドアセダン、2ドアハードトップ、2/4ドアバンの陣容だったが、1976年1月には3ドアリフトバックと2ドアファストバッククーペを加え、最終的には5種となった。先代の1200ccモデルと1400/1600ccモデルの外観は基本的に共通だったが、30系ではフロントの意匠を明確に分けた。
機構面では先代をほぼ踏襲し、基本エンジンは1200cc、1400cc、1600ccと3種類。ギヤボックスではATが2速型に代えて3速型を採用。この世代は、年々強化される排出ガス規制の対策を進めた時代で、世代末期までにほぼ全車の「53年(1978年)規制適合」を果たした。排出ガス規制対応のほか、30系の世代中にはアメリカでの衝突安全規制の影響を受け、衝撃吸収バンパー、ボデーサイド保護モールディング、緊急時にロックするELR付シートベルトなども採用した(一部車種を除く)。
「カローラ」はこの3代目で車名別生産台数の世界一となった。