SUPER GT 第9戦 TOYOTAファンシート Webレポート

2008年11月9日(日)

大観衆の中、SUPER GT最終戦が開催

 2008年11月9日(日)、今シーズンのSUPER GT・最終戦となる第9戦「FUJI300kmレース」の決勝が、富士スピードウェイにて開催されました。
関東地方には木枯らし1号が吹き荒れた週末となりましたが、富士の上空にも分厚い雲が垂れこめるあいにくの天候。いつもは雄大な姿を見せる富士山も、決勝日はすっかり姿を隠していました。

 しかし不安定な天候にも関わらず、タイトル獲得の瞬間を見ようとたくさんの熱心なモータースポーツファンが富士スピードウェイに来場されました。
我らがTOYOTAチームは#36“ペトロナス・トヨタ・チーム・トムス”と#39“ゼント・トヨタチーム・セルモ”がタイトル獲得の可能性を残す大事なレース。
最終戦富士スピードウェイのTOYOTAファンシートは、トヨタチームのピットの真ん前という最高のポジションで、約2000人の大応援団が集結。朝のフリー走行から熱い応援が繰り広げられました。


最終戦のドライバーアピアランスは全チームのドライバーが参加

 TOYOTA応援グッズの白いキャップ・小旗・ビブスで真っ白に染まった観衆の中、最終戦ということで、ドライバーアピアランスには、全チームから選手が駆けつけました。
まずは脇阪寿一選手が「皆さん雨の中、来て下さってありがとうございます!あれ?!皆さん声が小さいよ!」とファンシートの皆様に向けてお得意のマイクパフォーマンス!ファンシートのムードも一気に盛り上がります。

 続いて片岡龍也選手がレースへの抱負を語り、タイトルのかかる立川祐路選手にマイクを渡します。立川選手は「大事な予戦なのにやらかしてしまいました(笑)。でも絶対にがんばります」と笑顔でコメント。その笑顔の裏には最終戦への自信が伺えました。

 続いては怪我のために休養していた伊藤大輔選手が元気な顔でファンの皆様にご挨拶。休場明けにいきなり予戦トップタイムを叩き出した伊藤選手に、ファンシートからも「お帰りなさい!」との声援が飛んでいました。髙木虎之介選手、石浦宏明選手もそれぞれTOYOTAチームの健闘を誓い、レースへの熱い意気込みを語りました。
最終戦の緊迫した空気の中、選手たちの爽やかな笑顔と意外にリラックスした表情がとても印象的なドライバーアピアランスとなりました。


目前で展開された緊張のスタート進行

 決勝前のスタート進行では、さらにTOYOTAファンシートにとっての見所が続きます。
上位グリッドを占めたTOYOTA勢のスターティンググリッドがなんとファンシートの真ん前!
スターティンググリッド紹介時には、旗を振って声援を送るファンシートの応援団に向かい、アンドレ・ロッテラー選手や土屋武士選手、石浦宏明選手、立川祐路選手が手を振って応えました。

 残念ながら天候は下り坂。スタート直前には小雨がパラつき始め、レースは上位が激しく入れ替わる慌ただしい展開。
しかしこの冷たい雨の中、やはりドラマが待っていました。最後まであきらめずに小旗を振って声援を送り続けたTOYOTAファンの気持ちが通じ、なんと#39“ゼント・トヨタ・チーム・セルモ”が予戦15番手から怒涛の追い上げを見せて2位表彰台を獲得!!#6“エネオス・トヨタ・チーム・ルマン”が3位となり、これで伊藤大輔選手は怪我からの完全復帰を表彰台で証明しました。

 そして今年のチームタイトルは今回7位入賞を果たした“ペトロナス・トヨタチーム・トムス”の元へ!これも熱心に応援をしてくださったTOYOTAファンの皆様のおかげです!


熱心に応援したくれたファンの皆様

 雨の中寒さに負けずに一生懸命応援してくれたのは長野県からお越しの小林亜優ちゃん(8)、陽くん(6)。なんと今回がサーキットデビューだそう。
モータースポーツファンのパパが「子供にクルマの楽しさを教えたくて」とレース観戦を計画したそう。寒かったけど、ずっと旗を振ってくれたふたり。サーキットで、ワクワク・ドキドキ楽しんでもらえたかな?また一緒に応援しましょうね!


 ファンシートの最前列でファンシートの気持ちをひとつにすべく振っている大きなTOYOTA応援フラッグ。今回はファンの皆さんにも振っていただこう!と希望者を募りました。
そこでスタートからチェッカーまでずっと交替で旗を振り続けてくれたのは、TOYOTA F1チームのウェアがバッチリきまっている同じ中学校のお友達同士のお二人、裾野市の杉本悠希くん(15)と沼津市の高橋泰実己くん(15)。F1が大好きな杉本君を、F1もGTも大好きな高橋君が誘ってファンシートに来てくれたそうです。杉本君は「GTもエンジン音の低さがカッコイイです。TOYOTAってかっこいい!」と嬉しいコメント。高橋君からは「ZENTの立川選手のファンです。来シーズンは1戦目からポイントを取りまくってください!」と激励メッセージをいただきました。
雨の中の旗振り、お疲れ様でした!


 ファミリーでお手製の応援フラッグと応援グッズの小旗を振ってくれたのは和田さんファミリー。諄くん(11)はずっと前からトムスのファンだそう。「トムス、目指せチャンピオン!」とエールをいただきました。妹の美咲ちゃん(7)もトムスファン。「1位を目指してください」と照れながらも応援してくれました。


 神奈川県厚木市からの参加は山石さんファミリー。佑大くん(10)は立川祐路選手の大ファン。立川選手のどこが好きなの?と聞いたところ、「顔も運転もカッコイイところ!」と答えてくれました。トヨタモータースポーツフェスティバル(TMSF)で立川選手にサインをもらうのが夢だそう。11月23日(日)のTMSFでも元気なお顔を見せてくださいね!
同じく厚木市からの参加は桑田さんファミリー。
大地くん(14)は立川祐路選手と髙木虎之介選手のファン。「今日のレース、最高でした!また2人一緒に走ってるところが観たいです!」とコメントをいただきました。
最後まで熱い応援、ありがとうございました!


 大きな応援フラッグを最初から最後まで振ってくれたもうひと組はなんと女性グループ!男性スタッフでも音を上げる旗振りを、雨の中やりぬいてくれた、新潟からお越しの井上さん姉妹です。3人姉妹全員TOYOTAファンだそうで、長女の方はTOYOTA全部、次女の方はトムス、三女の方はセルモを応援しているそう。3人でお写真を、と思ったのですが、末妹さんはセルモ表彰式を見に行ってしまった、ということでお二人での撮影。
一緒に盛り上げていただき、本当にありがとうございました!



 大好評だった「TOYOTAファンシート スタンプラリー」。
ファンシート実施の5戦にすべて参加された方にはもれなく「TOYOTAドライバー全員」のサイン入り色紙が贈られました。
また、5戦参加の方を対象に「TMSF2008特別ラウンジ(食事付)と同乗体験にご招待」が当たる抽選も行われ、大いに盛り上がりました。
見事賞品に当選された方、本当におめでとうございます!


 今年も皆様の熱いご声援によって、TOYOTAファンシートが一丸となって盛り上がり、TOYOTAチームも大いに奮起しレースを戦うことができました。
あたたかい応援をいただき、本当にありがとうございました。
これからもTOYOTAチームへのご声援、よろしくお願い致します!


TOM'S ホスピタリティテント特別訪問レポート

「トヨタモータースポーツ プレミアムプレゼントキャンペーン」で『TOM’Sホスピタリティテント訪問特典付きTOYOTAファンシート』にご当選された安達さんと北村さんが親子でSUPER GTフリー走行後のトムステントを訪問。「2組だけの貴重な経験に感激です。」と言う安達さんと「緊張してあまり質問ができなかった。」と始めての体験の感想を語る北村さん。トムステントでの喫茶や脇阪寿一選手、アンドレ・ロッテラー選手からのサインと記念撮影の後、脇阪選手の案内でトムスピットも訪問。#36“PETRONAS TOM’S SC430”の前で東條エンジニアと記念撮影も行いました。


ファンシートレポート Index
SUPER GT 第1戦 TOYOTAファンシート Webレポート
SUPER GT 第3戦 TOYOTAファンシート Webレポート
SUPER GT 第6戦 TOYOTAファンシート Webレポート
SUPER GT 第7戦 TOYOTAファンシート Webレポート
SUPER GT 第9戦 TOYOTAファンシート Webレポート

© 2008 TOYOTA MOTOR CORPORATION, All Rights Reserved.