事業の多角化
バイオ・緑化事業
当社は、世界的に大きな課題のひとつである「環境対応」を、当社がさらに成長する好機と捉え、1998年(平成10年)に、バイオ・緑化事業室を設置した。
そして翌年には、バイオ・緑化研究所を建設し、研究開発体制を整えるとともに、数々のアグリバイオ事業を推進してきた。
現在までに、バイオ関連会社を数社立上げたり、社会貢献活動として中国での砂漠化防止プロジェクトやバイオプラスチック製部品の普及を目指したプラント建設・実証実験をおこなうなど、その取組み領域は多岐にわたっている。
このように、バイオテクノロジーや環境緑化などの技術開発により「環境保全と経済成長の融合」の実現を目指している。
西暦
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和暦
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月
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内容
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1997
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平成9
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11
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バイオの本格検討を副社長会に提案・承認
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1998
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平成10
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1
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事業開発部内に「バイオ・緑化事業室」設置
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8
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オーストラリアン アフォレステーション(株)設立
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1999
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平成11
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5
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バイオ緑化研究所完成
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10
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(株)トヨタフローリテック設立
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2000
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平成12
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8
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(株)トヨタフローリテックが花卉(カキ)生産を開始
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2001
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平成13
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1
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「バイオ・緑化事業部」として独立
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4
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中国での砂漠化防止プロジェクト(植林)開始
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4
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(株)トヨタバイオインドネシア設立
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12
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トヨタルーフガーデン(株)設立
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2002
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平成14
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1
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生分解プラスチック技術開発の本格化
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6
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四川豊田泥炭開発有限会社設立
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2003
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平成15
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3
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環境改善効果の高い樹木の販売を開始
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5
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トヨタ製ポリ乳酸の自動車部品への採用決定
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5
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トヨタバイオインドネシア(株)が生産開始
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2004
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平成16
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4
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中国での第2期植林を開始
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2005
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平成17
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1
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省資源型の芝の販売を開始
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3
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愛・地球博(愛知万博)にバイオ関連製品を多数出品
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2006
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平成18
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2
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中国での植林活動に対し、「企業フィランソロピー大賞」特別賞を受賞
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7
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たい肥化促進事業を開始
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10
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省管理型の屋上緑化マットの生産・販売を開始
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2007
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平成19
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9
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フィリピンでの熱帯林再生プロジェクト開始
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2008
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平成20
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5
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中国植林の人材育成拠点として「21世紀中国首都圏環境緑化交流センター」を設立
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2009
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平成21
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12
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フィリピン植林でCCB基準(The Climate, Community and Biodiversity Project Design Standards)のゴールド認証を取得
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2010
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平成22
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8
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フィリピンでの2期植林を開始
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2011
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平成23
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10
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バイオ緑化事業の取り組みを公表 -セルロースエタノール酵母菌・駐車場緑化・ワイヤー式壁面緑化を新発売
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トレッサ横浜・北棟壁面緑化
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広瀬プラント