1999年9月に発売した11代目。モデルチェンジしたのは4ドアハードトップで、「クラウン　セダン」はマイナーチェンジして継続した。この代から、6代にわたって採用してきた4ドア（ピラード）ハードトップのボデースタイルの使用を終了し、ガラスサッシ付ドアを持つ一般的セダンのスタイルとした。ただし、センターピラーをブラックアウト処理して、ハードトップ風のクリーンなサイドビューとしてこの車種らしさを維持した。このモデルチェンジでスポーティモデルの「アスリート」を8年ぶりに復活し、モデルラインを「ロイヤル　シリーズ」と「アスリート　シリーズ」の2系統に整理した。駆動方式はFRとフルタイム4WDの2種。

エンジンは直列6気筒のDOHC24バルブで、2500cc（自然吸気とターボ）と3000ccを設定。FRモデルに限って、新開発の直噴D-4・3000ccユニットを搭載した。