日本

広告・宣伝の変遷

2006~2011年(平成18~平成23年)

自動車技術の大変革で新時代を切り拓く 低炭素社会に向けた次世代自動車戦略はいよいよ熾烈に!

緩やかな景気回復にあった日本経済は2007年(平成19年)末頃から景気後退面に入り、2008年秋のリーマンショック以降急激に悪化。2011年春の東日本大震災、秋のタイ大洪水発生により、さらに厳しい状態が続いている。

自動車市場では、2010年にエコカー減税などの景気対策を追い風に若干回復したが、2011年に入ると東日本大震災、タイ大洪水の影響で深刻な販売低迷が続いた。当社も2010年に157万台と若干盛り返したが、2011年の大震災後は市場回復までに相当の時間を要した。

当社は、2006年以降、「オーリス」(2006年)、「ヴァンガード」(2007年)、「iQ」(2008年)などを新規投入。2009年からは、ハイブリッド車の本格的普及を目指して、「SAI」(2009年)、「レクサス CT200h」(2011年)、そして大震災の影響で2011年4月発表を延期していた「プリウスα」を5月に、コンパクトハイブリッド「アクア」を12月に投入した。

広告面では、トヨタの"お客様第一主義"への取組み姿勢を伝達し、メーカー・販売店を含む企業イメージ向上を図るため、2007年11月よりオールトヨタ「かけがえのない一台」シリーズを全国主要新聞で展開。2010年には、大規模なリコールに対するお詫びと今後の信頼回復に向けた取組みを新聞広告やホームページに掲載。その後はオールトヨタ一丸になって信頼回復に努めた。また2011年の東日本大震災に際しては、CM、新車発表会などの自粛を行った。2011年10月から「FUN TO DRIVE,AGAIN.」をスローガンとする企業キャンペーンを展開。「Re BORN」のキャッチコピーのもと、「再び日本を元気に」「新しい時代のクルマの楽しさ」などをメッセージとした。

広告・マーケティング活動面では、媒体環境が著しく変化する中で、2009年後半に「株式会社トヨタマーケティングジャパン」と「株式会社トヨタモーターセールス&マーケティング」を設立。現地現物・お客様視点のマーケティング活動を進め、トヨタの商品開発や販売の改革にも繋げていくことになった。

また、国内自動車市場の構造的要因による車離れの進行に対応し、中長期的視点での将来市場の創造をめざし、従来のGNT計画の枠組みや精神を継承しつつも、環境変化に対応し、次世代への発展につなげていくため、2007年に「GNT PartⅡ」、2010年に「GNT NEXT」を、次々展開した。

西暦
和暦
沿革
2006
平成18
3
「レクサス GS450h」新発売「想像を超えていく力。レクサスハイブリッド誕生。LEXUS for EARTH」
4
オールトヨタ「トビラを開けよう」 キャンペーン
6
「エスティマ ハイブリッド」モデルチェンジ「地球と、どこまでも。」
9
「レクサス LS460」新発売
10
「オーリス」新発売「今の自分が、最高。」
10
「カローラ アクシオ」新発売「新しい尺度。」
2007
平成19
5
オールトヨタ「ミニバン地デジ5万円キャッシュバック」キャンペーン
5
オールトヨタ「あしたのハーモニー」スタート
5
「レクサス LS600h」「レクサス LS600hL」新発売
6
「アリオン」モデルチェンジ「自分らしさが、加速する。」
6
「プレミオ」モデルチェンジ「大人の品と質。」
6
「ノア」モデルチェンジ「家族は、恋人。」
6
「ヴォクシー」モデルチェンジ「父になろう。」
7
「ist」モデルチェンジ「HEAVY BEAUTY.」
8
「ヴァンガード」新発売「TOUGH&GENTLE 7-SEATER」
9
「マークX ジオ」新発売「X-Seater(エックス・シーター)」
9
「ランドクルーザー」モデルチェンジ「頂点を駆る歓び。」
10
「カローラ ルミオン」新発売「ゴツンとルミオン」
11

オールトヨタ「かけがえのない一台(宣言篇)」

オールトヨタ「かけがえのない一台」広告展開スタート
2008
平成20
2
「クラウン」モデルチェンジ「超えてゆく、ブランド。」
5
オールトヨタ「エコ替え」 キャンペーン
5
「アルファード」モデルチェンジ「ここにはゲストの歓びとオーナーの誇りがある。」
5
「ヴェルファイア」新発売「その高級車は、強い。」
10

商品告知広告「iQ STYLE篇」

「iQ」新発売「NEW WAY」
12
「パッソセッテ」新発売「私たち、主婦で、ママで、女です。」
2009
平成21
1
「レクサス RX350」新発売「レクサスに新しい力。」
3
「クラウン マジェスタ」モデルチェンジ「持てる技を尽くして。」
4
オールトヨタ『こども店長「新しいクルマの買い方篇」』
オールトヨタ「こども店長」広告展開スタート
4
「WISH」モデルチェンジ「WE WISH これからの自分をかなえよう。」
4
「レクサス RX450h」新発売
5
「プリウス」モデルチェンジ「スーパー・ハイブリッドカー誕生」
7
レクサス初のハイブリッド専用モデル「レクサス HS250h」新発売
9
「ランドクルーザー プラド」モデルチェンジ「快適と爽快。」
10
「マークX」モデルチェンジ「SAMURAI X」
10
「SAI」新発売「新しいYES。ハイブリッド、しかもセダン」
10
国内マーケティング新会社、(株)トヨタマーケティングジャパン設立
12
マーケティング支援・統括新会社、(株)トヨタモーターセールス&マーケティング設立
2010
平成22
2
大規模リコール、お詫び広告出稿
2
「パッソ」モデルチェンジ「passoハナ女子大学」
10
オールトヨタ「ミニバン+ナビキャッシュバック」キャンペーン
11
「ラクティス」モデルチェンジ「イマドキ家族にコンパクト。」
12
「FJクルーザー」新発売「Fun×Joy」
12
「ヴィッツ」モデルチェンジ「カッコいい方が、いいじゃないですか。」
2011
平成23
1
「レクサス CT200h」新発売
5
「プリウスα」新発売「考えるのが先か。感じるのが先か。」
6
被災地支援プロジェクト「ココロハコブプロジェクト」発足
6
「アベンシス」新発売「Euro Style Wagonヨーロッパの道が鍛え、美意識が磨いた。」
9
「カムリ」モデルチェンジ「新しい道をゆこう。カムリは、ハイブリッドへ。」
9
「ピクシス スペース」新発売「マイスペース PIXIS SPACE」
10
企業キャンペーン「FUN TO DRIVE,AGAIN.」展開
12
「ピクシス バン」新発売「働くわたしのピクシス バン」
12
「ピクシス トラック」新発売「働くわたしのピクシス トラック」
12
「アクア」新発売「あしたの『いいね!』をつくるんだ。」

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