日本

広告・宣伝の変遷

1981~1985年(昭和56~60年)

新技術の競争、積極的な推販

1980年代に入ると、低燃費や車内の広さを求める経済車と、ターボエンジンの発売が火をつけた高性能車が人気を集めた。

また、ヤング層・女性層の需要が市場の動向を左右するほどに高まりをみせ、さらに商品面では姉妹車の増加や1978年(昭和53年)以降のFF化の波もあって広告上での差別化をはかることが大きな課題となった。

企業広告では、1981年「ソアラ」新発売を機に、新世代エンジン「レーザー」を強くアピール。

その後、新世代サスペンション「ペガサス」についても訴求して当社の技術力に対する認識を高めた。

また、新しいクルマ社会に対応する当社を「Fun to Drive」で表現し、クルマづくりの姿勢を示した。

販売戦略の変化にも対応し、合同イベントによる店頭吸引など販売に直結した支援活動を展開した。

西暦
和暦
沿革
1981
昭和56
2
サッカー世界選手権試合「トヨタカップ」スポンサーとなる
2

「ソアラ」

「ソアラ」新発売「未体験ゾーンへ」
7
「レーザーエンジン」キャンペーンを開始
1982
昭和57
1
新型「コロナ」キャンペーン「舞台は主役を待っていた」
3
オールトヨタ合同イベント。オールトヨタ日曜営業
3

「ビスタ」

「ビスタ」新発売「FFを高級に」
1983
昭和58
9
「クラウン」新型発売キャンペーン「いつかはクラウンに」
10
「コロナFFセダン」新発売。「僕らに引力、コロナの引力」
1984
昭和59
3
「ペガサス・キャンペーン」を開始。
3
企業キャンペーン「Fun to Drive」を開始
4
「セリカ」、サファリラリーで優勝
5
新「カリーナ」FFキャンペーン「男らしく、セダンらしく」
6

「MR2」

ミッドシップエンジンの「MR2」新発売
10
第1次女性向けキャンペーン「あっそうだったのか」
10
新「スターレット」・キャンペーン「かっとび」

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