商品物流
補給部品物流
車のユーザー(お客様)の信頼を得るための大切な要素として、補給部品のサービス体制がある。製造責任による部品の取換えは言うまでなく、お客様の事故による部品交換、定期的な消耗品交換などに対応してタイムリーに補給部品を供給する必要がある。
一日でも早く車の修理や部品交換を行うことが、お客様との信頼関係を築くために重要である。国内向けでは、そのサービスを迅速に、効率的に行えるよう全国的に「共販店」を組織し、トヨタ自動車と販売店を繋ぐサービスを提供している。トヨタ自動車は共販店と一体となり、より「安く、早く、うまく」販売店に補給部品を供給出来るよう、取り組んでいる。
海外向けでは、通常の船便に加えた航空便の活用、北米、ヨーロッパなどエリア毎のデポ拠点(部品倉庫)設置など、様々な取組みを通じ、サービス性向上に努めている。
西暦
|
和暦
|
月
|
沿革
|
---|---|---|---|
1950
|
昭和25
|
7
|
トヨタ自販部品部発足
|
1961
|
昭和36
|
9
|
春日工場(現 春日部品センター)完成
|
1963
|
昭和38
|
10
|
10桁新品番体系に移行
|
1964
|
昭和39
|
1
|
設変(設計変更)連絡会発足
|
1965
|
昭和40
|
9
|
春日工場内に輸出部品専用倉庫完成
|
1967
|
昭和42
|
4
|
販売店責任在庫制を導入
|
1968
|
昭和43
|
8
|
上郷倉庫(現 上郷部品センター)完成
|
1970
|
昭和45
|
4
|
鉄道輸送からトラック輸送へ切替え
|
1971
|
昭和46
|
4
|
春日第3高層倉庫完成
|
1972
|
昭和47
|
12
|
輸出梱包センターとして小牧事業所開設
|
1975
|
昭和50
|
4
|
新補給部品システム稼働
|
1976
|
昭和51
|
8
|
上郷包装作業棟完成
|
1978
|
昭和53
|
1
|
大口部品センター完成
|
10
|
稲沢部品センター完成
|
||
1981
|
昭和56
|
4
|
仕入先表彰制度導入
―補給部品納期遵守率向上の一方策 |
|
部品調達にかんばん方式導入
|
||
1982
|
昭和57
|
7
|
工販合併に伴い、部品物流管理部(現 サービスパーツ物流部)発足
|
|
改善により借用倉庫7拠点返却(~1983年)
|
||
1983
|
昭和58
|
2
|
在庫かんばん方式導入
|
11
|
在庫削減の推進により借用倉庫4拠点返却
|
||
1984
|
昭和59
|
2
|
トヨタ生産方式による共販店物流改善支援の開始
|
7
|
補給部品改善委員会による品番削減活動開始
|
||
11
|
小牧事業所の閉鎖
|
||
1985
|
昭和60
|
6
|
対仕入先へのかんばん方式の本格導入
|
7
|
デイリーオーダー試行開始
|
||
1986
|
昭和61
|
1
|
海外大量オーダーの受注手配納入の仕組づくり完成
|
1987
|
昭和62
|
6
|
内製部品全面かんばん化システム完成
|
7
|
サンフランシスコ デイリーオーダー化試行開始
|
||
1988
|
昭和63
|
1
|
国内デイリーオーダー開始
|
1989
|
平成元
|
1
|
飛島パーツセンター稼働開始
|
4
|
北海道向け緊急品配送JR活用開始
|
||
6
|
国内向け緊急品土曜日出荷開始
|
||
1990
|
平成2
|
4
|
保管場所として豊田紡織(株)(現 トヨタ紡織(株))岐阜工場借用開始
|
11
|
保管場所としてキムラユニティー(株)井之口倉庫借用開始
|
||
1991
|
平成3
|
1
|
補給部品物流管理システム導入
|
1992
|
平成4
|
1
|
出庫作業にバーコードリーダー導入
|
10
|
|||
1993
|
平成5
|
5
|
国内向け出荷の買物袋方式導入(春日・大口センター)
|
11
|
マツダ(株)との共同輸送開始(広島共販向け)
|
||
1994
|
平成6
|
10
|
日産自動車(株)との共同輸送開始(神奈川共販向け)
|
1995
|
平成7
|
2
|
TMM(米)製「アバロン」補給部品の輸入開始
|
9
|
乙仲新バンニングシステム(コンテナ)の導入
|
||
1996
|
平成8
|
10
|
|
1997
|
平成9
|
4
|
第1回海外包装セミナー開催
|
1998
|
平成10
|
4
|
尾張研修センター開設
|
1999
|
平成11
|
8
|
TMCA(豪)新倉庫稼働開始
|
2000
|
平成12
|
9
|
タイ現地調達部品のかんばん化スタート
|
2001
|
平成13
|
1
|
TMKR(韓国トヨタ)、アルゼンチン新倉庫稼働開始
|
2
|
フィリピン新倉庫稼働開始
|
||
8
|
NAPCK(North America Parts Center Kentucky:北米現調品デポ)稼働開始
|
||
9
|
物流EMSの分野でISO14001外部認証取得
|
||
2002
|
平成14
|
8
|
欧州調達物流直送化開始
|
8
|
中国・上海倉庫稼働開始
|
||
10
|
中国・天津倉庫稼働開始
|
||
2003
|
平成15
|
1
|
郵政公社の物流改善支援開始
|
9
|
朝日ヶ丘産業(株)3号棟(2,700m2)返却
|
||
11
|
マレーシア新倉庫稼働開始
|
||
12
|
拠点寄せ停め開始(春日センターから稲沢・大口センターへ)2004年12月完了
|
||
2004
|
平成16
|
5
|
用品のジャスト・イン・タイム導入開始(宮城共販)
|
5
|
飛島パーツセンター新海外出荷システム稼働開始
|
||
6
|
朝日ヶ丘産業(株)2号棟(2,640m2)返却
|
||
7
|
サウジアラビア、オマーンのデイリーオーダー化の実施
|
||
9
|
補給品番一元管理システム(新GSPS)稼働開始
|
||
2005
|
平成17
|
2
|
中国物流拠点の稼働開始(天津、長春)
|
8
|
春日部品センター活用開始(タクティー(株)物流センター、日野自動車(株)中部デポとして)
|
||
8
|
トヨタ、ダイハツ工業(株)、日野自動車(株)3社共同輸送開始
|
||
9
|
供給の多回化稼働開始(東京・神奈川・大阪・兵庫4共販)
|
||
2006
|
平成18
|
2
|
新GA-TOP物流準備システム稼働開始
|
5
|
中部国際空港(セントレア)活用による航空物流の効率化
|
||
2007
|
平成19
|
10
|
中国物流会社TFGL(同方環球(天津)物流有限公司:Toyota Parts Global (Tianjin) Logistics Co,Ltd)稼働開始
|
|
インドネシア、UAE倉庫稼働開始
|
||
2008
|
平成20
|
4
|
|
2009
|
平成21
|
3
|
ロシア新拠点(TMMR Toyota Motor Russia 部品倉庫)稼働開始
|