地域別活動
欧州
歴史も実力もある自動車有力メーカーが多数ひしめき合うヨーロッパに、1960年代から本格的に輸出を開始した。小型車が本場のこの市場で、低燃費高品質のトヨタ車は徐々にお客様に受け入れられ、特に輸入規制のない北欧市場で台数を伸ばした。
1990年代には現地生産を本格化。2000年(平成12年)に入るとロシア・東欧でのビジネス拡大を展開し、欧州事業拡大の足固めを行い、2010年に欧州販売累計2,000万台を達成した。
ドイツ
西暦
|
和暦
|
月
|
沿革
|
---|---|---|---|
1970
|
昭和45
|
9
|
ドイチェ・トヨタ・フェアトリープ(DTV)とディストリビューター契約に調印
|
1974
|
昭和49
|
11
|
DTVを直営化
|
1976
|
昭和51
|
8
|
DTV、トヨタ・ドイチェラント(TDG)に社名変更
|
1979
|
昭和54
|
5
|
TDG、新本社屋完成
|
1986
|
昭和61
|
1
|
ハンブルグ、ケルン、ミュンヘンにリージョナルオフィス発足
|
1987
|
昭和62
|
6
|
VWと「ハイラックス」共同生産覚書に調印
|
1989
|
平成元
|
1
|
VWハノーバー工場にて「ハイラックス」生産開始
|
1997
|
平成9
|
2
|
VWでの「ハイラックス」生産打切り
|
2008
|
平成20
|
4
|
ドイツ「ハノーバー・メッセ」に出展
|
9
|
TMEベルリン事務所開所式
|
||
2011
|
平成23
|
12
|
BMWとのアライアンス発表(ディーゼルエンジン調達、環境技術提携)
|
イギリス
西暦
|
和暦
|
月
|
沿革
|
---|---|---|---|
1965
|
昭和40
|
8
|
モーター・インポート(MI)とディストリビューター契約に調印
|
1968
|
昭和43
|
1
|
M I、自動車部門を独立しトヨタGB設立
|
1975
|
昭和50
|
12
|
第1回日英自動車会談。乗用車輸出自主規制実施
|
1977
|
昭和52
|
4
|
ロンドン駐在員事務所発足(1979年5月 廃止)
|
1978
|
昭和53
|
3
|
英国トヨタ、インチケープ(イギリスに本拠を置く国際的商社)の傘下に加わる
|
1980
|
昭和55
|
12
|
英国トヨタ、新本社屋完成
|
1983
|
昭和58
|
8
|
ロータスに資本参加(1986年4月米GMに譲渡)
|
1985
|
昭和60
|
6
|
ロンドン事務所発足
|
1989
|
平成元
|
4
|
TMUK車両工場(バーナストン)建設決定
|
7
|
TMUKエンジン工場(ディーサイド)建設決定
|
||
12
|
TMUK設立
|
||
1990
|
平成2
|
3
|
英国トヨタに資本参加(5%出資)
|
1992
|
平成4
|
12
|
TMUK「カリーナ E」生産開始(車両工場ラインオフ式)
|
1993
|
平成5
|
6
|
TMUK車両工場開所式
|
7
|
英国トヨタへ追加出資(25%へ)
|
||
1998
|
平成10
|
1
|
英国トヨタへ追加出資(51%へ)
|
9
|
TMUK「カローラ リフトバック」生産開始
|
||
2000
|
平成12
|
9
|
英国トヨタを100%子会社化
|
2006
|
平成18
|
3
|
欧州グローバル生産推進センター(E-GPC)<TMUK内>開所式
|
2010
|
平成22
|
6
|
TMUKで「オーリス ハイブリッド」生産開始
|
フランス
西暦
|
和暦
|
月
|
沿革
|
---|---|---|---|
1966
|
昭和41
|
12
|
ルイ・ブラン・オートモビルとディストリビューター契約に調印(1970年9月 解消)
|
1967
|
昭和42
|
1
|
「コロナ」「クラウン」を導入
|
1971
|
昭和46
|
2
|
仏シダットとディストリビューター契約に調印
|
1974
|
昭和49
|
2
|
パリ駐在員事務所発足
|
1977
|
昭和52
|
7
|
乗用車輸出行政指導実施(市場の3%以内)
|
1978
|
昭和53
|
1
|
シダット、スイスのエミール・フライの傘下に加わる
|
1993
|
平成5
|
7
|
シダットへ資本参加(35%出資)
|
1997
|
平成9
|
12
|
TMMF建設発表
|
1998
|
平成10
|
10
|
TMMF設立
|
10
|
パリにTMME直営ショールーム「ランデブートヨタ」開設
|
||
11
|
新デザインセンターED2をニースに設立
|
||
1999
|
平成11
|
12
|
トヨタフランスを100%子会社化
|
2000
|
平成12
|
2
|
ED2稼動
|
2001
|
平成13
|
1
|
TMMFラインオフ式
|
2010
|
平成22
|
4
|
PHV導入、ストラスブール市で大規模実験開始
|
2011
|
平成23
|
10
|
ルマン再参戦を発表
|
ポルトガル
西暦
|
和暦
|
月
|
沿革
|
---|---|---|---|
1968
|
昭和43
|
10
|
サルバドール・カエターノ(以下カエターノ)とCKD輸出契約に調印
|
11
|
「カローラ」の組立開始
|
||
1969
|
昭和44
|
7
|
リスボン駐在員事務所発足(1970年 廃止)
|
1971
|
昭和46
|
3
|
カエターノ、組立工場操業開始
|
1972
|
昭和47
|
3
|
カエターノに資本参加(27%出資)
|
1980
|
昭和55
|
10
|
「ハイエース」の組立開始
|
1984
|
昭和59
|
5
|
ポルト駐在員室発足
|
1986
|
昭和61
|
4
|
イタリア向けにVM製エンジン搭載の「ランドクルーザー」を輸出開始
|
2002
|
平成14
|
12
|
カエターノ、「ダイナ」の輸出開始
|
2011
|
平成23
|
10
|
オバール工場設立40周年式典、ダイナ10万台達成記念式典(ポルトガル首相参列)開催
|
イタリア
西暦
|
和暦
|
月
|
沿革
|
---|---|---|---|
1970
|
昭和45
|
1
|
トヨタ・イタリアーナとディストリビューター契約に調印
|
1990
|
平成2
|
|
イタリアトヨタ(TMI)設立(100%出資)
|
1993
|
平成5
|
3
|
トヨタ・イタリアーナとのディストリビューター契約終了
|
スペイン
西暦
|
和暦
|
月
|
沿革
|
---|---|---|---|
1983
|
昭和58
|
3
|
スペインのニパウトとディストリビューター契約に調印
|
1992
|
平成4
|
10
|
スペイントヨタ設立(35%出資)
|
2002
|
平成14
|
9
|
スペイントヨタを100%子会社化
|
北欧
西暦
|
和暦
|
月
|
沿革
|
---|---|---|---|
1962
|
昭和37
|
12
|
デンマークに「クラウン」1台をサンプル輸出
|
1963
|
昭和38
|
5
|
デンマークのエアラ・オート・インポートとディストリビューター契約に調印
|
1964
|
昭和39
|
8
|
コペンハーゲン駐在員事務所発足(1969年 廃止)
|
9
|
フィンランドのコルピバーラとディストリビューター契約に調印
|
||
1969
|
昭和44
|
3
|
スウェーデンのサレン&ビーカンダーとディストリビューター契約に調印
|
1973
|
昭和48
|
4
|
ノルウェーのF・E・ダールとディストリビューター契約に調印
|
11
|
サレン&ビーカンダー、自動車部門を独立させトヨタ・オート・インポートを設立
|
||
1979
|
昭和54
|
5
|
コルピバーラ、新本社屋完成
|
1985
|
昭和60
|
7
|
第1回北欧代表者会議をノルウェーで開催
|
1991
|
平成3
|
12
|
トヨタノルウェー設立(40%出資)
|
1993
|
平成5
|
7
|
エストニアトヨタ設立(コルピバーラ60%、住友商事40%出資)
|
1994
|
平成6
|
5
|
トヨタスウェーデン設立(100%出資)
|
1995
|
平成7
|
8
|
フィンランドトヨタ設立(100%出資)
|
1997
|
平成9
|
8
|
エストニアトヨタをバルトトヨタに社名変更
|
1999
|
平成11
|
7
|
デンマークトヨタ設立(100%出資)
|
2003
|
平成15
|
3
|
バルトトヨタをTFOの100%子会社化
|
4
|
トヨタノルディック設立(100%出資)
|
||
2004
|
平成16
|
7
|
トヨタノルウェーを100%子会社化
|
東欧
西暦
|
和暦
|
月
|
沿革
|
---|---|---|---|
1979
|
昭和54
|
12
|
ポーランド自動車公団から「カローラ」264台を一括受注
|
1990
|
平成2
|
12
|
ポーランドトヨタ設立(日商岩井100%出資)
|
1991
|
平成3
|
2
|
ハンガリートヨタ設立(50%出資)
|
1993
|
平成5
|
4
|
ポーランドトヨタに資本参加(50%出資)
|
11
|
チェコトヨタ設立(60%出資)
|
||
1998
|
平成10
|
10
|
トヨタアドリア(旧ユーゴ)設立(豊田通商100%出資)
|
1999
|
平成11
|
9
|
TMMP(ポーランド)設立
|
10
|
PSAとのトップ会談でB-zeroの検討につき合意
|
||
2000
|
平成12
|
4
|
PSAよりB-zeroの基本的枠組みにつき提案
|
5
|
トヨタバルカン設立(トヨタヘラス100%出資)
|
||
10
|
B-zeroプロジェクトのFS実施の覚書締結
|
||
11
|
ポーランドトヨタを100%子会社化
|
||
2001
|
平成13
|
7
|
B-zero合弁事業の覚書、共同開発契約に調印
|
7
|
ロシアトヨタ(TMR)設立(TMC70%、豊田通商30%各出資)
|
||
12
|
B-zeroプロジェクトのサイト決定
|
||
2002
|
平成14
|
1
|
PSAと小型乗用車共同生産の合弁契約調印
|
3
|
PSAとの合弁会社TPCA(チェコ)設立
|
||
4
|
TMMP生産開始
|
||
10
|
TMIP(ポーランド)設立
|
||
2004
|
平成16
|
7
|
トヨタウクライナ設立(住商100%出資)
|
12
|
ロシアプロジェクトのサイトを決定
|
||
2005
|
平成17
|
3
|
B-zeroプロジェクト共同記者会見
|
3
|
TMIP生産開始
|
||
4
|
チェコトヨタを100%子会社化
|
||
5
|
TPCA開所式
|
||
5
|
TMMR(ロシア)設立
|
||
6
|
TMMR起工式
|
||
7
|
ロシアトヨタを100%子会社化
|
||
2007
|
平成19
|
12
|
TMMRラインオフ式
|
12
|
トヨタルーマニア設立(インチケープ100%出資)
|
||
2008
|
平成20
|
11
|
ロシアトヨタ(TMR)新社屋開所式
|
2011
|
平成23
|
3
|
ソラーズ物産とのSKD生産計画(ロシア極東)を発表
|
中欧
西暦
|
和暦
|
月
|
沿革
|
---|---|---|---|
1964
|
昭和39
|
5
|
オランダのローマン&パルキーとディストリビューター契約に調印
|
1966
|
昭和41
|
1
|
ベルギーのインターナショナル・モーターとディストリビューター契約に調印
|
10
|
スイスのトヨタAGとディストリビューター契約に調印
|
||
1969
|
昭和44
|
4
|
ブラッセル駐在員事務所(自販)発足
|
1970
|
昭和45
|
9
|
オーストリアのトヨタ・フレイとディストリビューター契約に調印
|
1979
|
昭和54
|
7
|
インターナショナル・モーター、英のインチケープの傘下に加わる
|
1987
|
昭和62
|
9
|
欧州トヨタテクニカルセンターをブラッセルに設立
|
1989
|
平成元
|
6
|
汎欧販売現地法人TMSEをブラッセルに設立
|
9
|
欧州デザインセンター(TOYOTA EPOC)開所式
|
||
1990
|
平成2
|
10
|
EROとTMSEを統合し、TMMEを設立
|
10
|
TMMEサービストレーニングセンター開所式
|
||
1993
|
平成5
|
6
|
欧州パーツセンター(TPCE)開所式をディーストで開催
|
9
|
TMME新本社屋完成
|
||
1995
|
平成7
|
7
|
TMMEのTASC開所式をブラッセルで開催
|
1998
|
平成10
|
10
|
欧州生産統括会社TMEMをブラッセルに設立
|
1999
|
平成11
|
1
|
TMMEへの業務移管完了
|
11
|
欧州パーツセンター(TPCE)第1次拡張工事完了
|
||
2002
|
平成14
|
4
|
欧州持株会社TME設立
|
2003
|
平成15
|
4
|
TMC出資NMSC12社をTMME傘下に資本付替
|
2005
|
平成17
|
10
|
TMME・TMEM・TME3社を統合し、新TME発足
|
2006
|
平成18
|
1
|
TMEテクニカルセンター拡充
|
2007
|
平成19
|
3
|
欧州パーツセンター(TPCE)第2次拡張完了
|
5
|
ベルギー国王 TME訪問
|
||
2008
|
平成20
|
9
|
TMEテクニカルセンターの拡充を発表
|
2011
|
平成23
|
7
|
オペレーションの地域主体化に伴い、組織再編
-ヨーロッパ部をTME-Japanに組織改正 欧州本部長としてTMEルロア社長が就任 |
南欧
西暦
|
和暦
|
月
|
沿革
|
---|---|---|---|
1965
|
昭和40
|
8
|
ギリシャのカシドポロスとディストリビューター契約に調印
(1986年8月解消。1987年1月トヨタ・ヘラスに切替え) |
1983
|
昭和58
|
8
|
アテネ駐在員室発足
|
1984
|
昭和59
|
8
|
トルコのトクサンとディストリビューター契約に調印
|
1990
|
平成2
|
7
|
トルコにトヨタサを設立(40%出資)
|
12
|
トヨタサ完成車販売開始
|
||
1994
|
平成6
|
9
|
トヨタサ、「カローラ」生産開始
|
2000
|
平成12
|
10
|
トヨタサ製販分社化し、製造・輸出会社「Toyota Salanci Motor Manufacturing Turky Inc(TMMT)」設立
|
2001
|
平成13
|
10
|
サバンヂ保有株買取により製造輸出会社の社名を「Toyota Motor Manufacturing Turky Inc(現 TMMT)」に変更
|
2002
|
平成14
|
1
|
TMMT、「カローラセダン」の輸出開始
|
2009
|
平成21
|
9
|
トヨタサのサバンヂ所有株をALJに売却
|
その他
西暦
|
和暦
|
月
|
沿革
|
---|---|---|---|
1967
|
昭和42
|
4
|
欧州市場に「カローラ」を導入
|
1973
|
昭和48
|
1
|
欧州市場に「ハイエース」を導入
|
2
|
アイルランドで「カローラ」の組立開始(1983年12月組立中止)
|
||
1976
|
昭和51
|
3
|
第1回欧州商品導入会議開催
|
9
|
第1回欧州代表者会議をコペンハーゲンで開催
|
||
1978
|
昭和53
|
2
|
欧州市場に「スターレット」を導入
|
1979
|
昭和54
|
2
|
ジュネーブ・ショーで欧州市場への「ターセル」導入を記者発表
|
1980
|
昭和55
|
8
|
第1回汎欧セールスコンテスト実施
|
1982
|
昭和57
|
11
|
第1回汎欧ディーラー大会をモナコで開催。欧州市場に「カムリ」導入を発表
|
1985
|
昭和60
|
3
|
第1回汎欧マーケティング会議をジュネーブで開催
|
4
|
汎欧特別仕様車を導入
|
||
1990
|
平成2
|
5
|
「レクサス」導入
|
1997
|
平成9
|
5
|
第1回欧州会議開催
|
1998
|
平成10
|
1
|
「カリーナE」をアベンシスに車名変更
|
12
|
欧州で日本車No.1の地位を獲得
|
||
1999
|
平成11
|
1
|
フォーミュラ・ワン(F1)参戦表明
|
3
|
TMME主催の第1回汎欧ディーラー大会開催(於バルセロナ)
|
||
4
|
欧州市場に「ヤリス」導入
|
||
2000
|
平成12
|
1
|
「ヤリス」2000年欧州カー・オブ・ザ・イヤー受賞
|
9
|
欧州市場に「プリウス」導入
|
||
2001
|
平成13
|
11
|
第2回汎欧ディーラー大会(於リスボン)
|
2002
|
平成14
|
3
|
フォーミュラー・ワン(F1)参戦
|
2005
|
平成17
|
1
|
「プリウス」2005年欧州カー・オブ・ザ・イヤー受賞
|
1
|
欧州自工会(ACEA)にTMEの加盟を正式に申請
|
||
2
|
第3回汎欧ディーラー大会(於バルセロナ)
|
||
10
|
南アフリカ製「IMV」導入
|
||
2006
|
平成18
|
11
|
第1回欧州トヨタ懇談会(於ロンドン)
|
2007
|
平成19
|
6
|
ACEA総会でTMEの加盟が決定
|
12
|
11年連続販売新記録達成
|
||
2008
|
平成20
|
1
|
TME、ACEA加盟
|
5
|
第4回汎欧ディーラー大会(於ロンドン)
|
||
2009
|
平成21
|
1
|
TMC 欧州・アフリカ本部再編
|
6
|
TMC 海外部門の組織改変、新欧州本部編成
|
||
11
|
F1からの撤退を発表
|
||
2010
|
平成22
|
3
|
TMC 第1回「グローバル品質特別委員会」開催
|
2011
|
平成23
|
|
日本の大震災の影響による供給不足もあり、販売不振継続
|