研究開発支援

組織・制度

1980年代後半以降、製品開発部門・研究開発部門の人員急増に伴い、専門技術機能ごとに括られていた機能軸組織の力が増大し、一方でそれぞれの機能軸組織内における業務の細分化も進んだため、機能横断しながら進める車両開発業務の流れに非効率な面が発生し始めた。

1990年代には、技術部門の改革を目指した活動や技術開発力を強化。2000年代では先行開発やFC開発、デザイン戦略を強化した。

ここでは、技術部門における、主な組織や制度の変遷を記す。

西暦
和暦
内容
1990
平成2
4
技術部門の改革を目指した、「FP21」活動がスタート
1991
平成3
1
「製品開発組織」「企画」「R&D」「研究開発」「情報システム」「環境風土」の各部会を立ち上げ、多方面にわたる対策検討を実施
1992
平成4
9
「センター制」を導入
1993
平成5
9
技術開発力を強化するために、先行開発を担う東富士研究所を統合(図1)
2001
平成13
1
第4開発センターを「パワートレーン・ユニット開発」と「車両系先行開発」に分割。「車両系先行開発組織」を第5開発センターとした。
2002
平成14
1
技術・生技部門のFC開発力を結集したFC開発センターを新設
2003
平成15
1
第1~3センターの各デザイン部を集結し、デザイン本部を新設
6
全社の本部制導入に合わせ、本部・センターを再編[6月末]
2005
平成17
11
トヨタと、(株)トヨタテクノ サービス、(株)トヨタコミュニケーションシステム、(株)トヨタマックスの3社を、会社合併ならびに吸収分割の方式により、製品開発機能会社のトヨタテクニカルディベロップメント(株)と、情報システム機能会社の(株)トヨタコミュニケーションシステム(TCS)の2社に再編することで合意
2006
平成18
4
トヨタテクニカルディベロップメント(株)(TTDC)を設立
2008
平成20
6
技術開発力の強化を目的とした技術分野改革「GI20(Gijutsu Innovation 2020)」を実施
2011
平成23
6
Zを製品企画本部直轄とし、「センター制」を廃止

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