1.トヨタ生産方式とは

トヨタ生産方式とは、良品廉価な車を早くお客様にお届けすることを目指し、改善を積み重ねて確立してきたトヨタ独自の効率的な「つくり方」の思想で、停滞をなくし「流れをつくる」ことを基本としている。

トヨタ生産方式は、「異常が発生したら機械が直ちに停止して、不良品をつくらない」という考え方(これを「自働化」という)と、各工程が必要なものだけを、流れるように停滞なく生産する考え方(ジャスト・イン・タイム)により、よい製品だけをタイムリーにお客様へお届けしようとする方式で、長い年月にわたりつくり方の改善を積み重ねて確立されてきた。この方式は全ての生産現場による徹底した実践を通して確立されてきたものであり、現在も「TOYOTA WAY」として、日本国内や自動車産業にとどまることなく世界中の生産活動に適用され、それに携わる人によって改善が積み重ねられ、進化を続けている。

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