研究開発支援

知的財産・法規認証・設計管理

特許資料室

開発者が特許情報を直接閲覧できるようにするため、1978年に技術3号館地下1階に日米特許公報を保有する資料室を開設した。特許情報として、自動車技術、エレクトロニクス技術、材料技術、半導体技術に関する日米特許公報(紙媒体)を保有。日本特許は、1950年から2009年公開分までを保有し、自動車技術関係の特許では日本有数の資料を保有している。この資料はトヨタグループ各社にも公開している。

パテントレビュー(現 戦略特許活動)

特許活動として、特許出願発明の質を高めることを目的に、1981年から、特許支援活動を実施してきた。技術開発テーマ単位で、発明発掘から特許出願までを行う。のちに、より特許戦略性を高めた活動として「戦略特許活動」に進化した。主な活動は、開発者(発明者)と特許部員が1つの開発テーマの特許情報解析、発明発掘、広い権利範囲での特許出願、開発技術をカバーする特許網の構築、他社特許の確認などを行う。

特許・実用新案の出願累計

1937年の会社設立以来、日本特許・実用新案出願は、1976年に累計1万件、1983年に累計5万件、1996年に累計10万件を達成した。2012年には日本特許出願累計20万件、海外特許出願累計7万件を達成見込みである。なお、2009年には単年度の日本特許公開件数で日本一を達成した。

恩賜発明賞

恩賜発明賞とは、毎年開催される全国発明表彰(主催:発明協会)に応募された発明・創作のうち、最も優秀と認められたものに贈られる賞である。

トヨタは1987年に「ヘリカル型吸気ポート」、1999年に「NOx吸蔵還元型三次元触媒システム」で受賞した。

SCV付ヘリカルポートの構造

SCV付ヘリカルポートの構造

このページの先頭へ