日本

広告・宣伝の変遷

2001~2005年(平成13~平成17年)

21世紀のクルマづくり 先を見越した国内販売チャネルの強化充実

21世紀を迎え、個人のライフスタイルや企業のビジネスモデルが、今までにない勢いで変化を遂げた。

国内自動車市場は、400万台規模での循環型市場を形成しており、もはや拡大は望めず、当社も2002年(平成14年)には168万台と極めて低調な記録に終わった。

この頃、車のダウンサイジングが進む一方、ミニバンブームが絶頂期を迎え、同系列のキャブワゴンも堅実に売れ続けた。

当社は、「ist」(2002年)や「WISH」(2003年)、「パッソ」(2004年)、「アイシス」(2004年)などを次々に投入し、お客様の声に応えていった。

広告面では、2001年に発売した「エスティマ ハイブリッド」で、「次の100年のためのテクノロジー」をキーワードに地球環境と共存する「未来カー」の姿を印象づけたり、2003年発売の「プリウス」で「ついに未来が動き出す」と商品告知し、常に時代に先駆けて挑戦を続ける当社の企業姿勢をアピールした。

「エスティマ ハイブリッド」

「エスティマ ハイブリッド」

また、2002年に「Drive Your Dreams2002」のコピーのもと、F1参戦を始めとするトヨタの取組みをスケール感のある広告表現で紹介し、夢の実現に向かってチャレンジする姿勢を訴求した。2004年にスタートした「MORE THAN BEST」キャンペーンでは、2004年のアテネオリンピックや2005年の愛・地球博出展などと連動し、新しい挑戦への意欲を表現した。

この時代に、当社は将来のお客様の価値観変化やマーケットの構造変化に的確に対応するため、2003年に「GNT計画」(新「商品・流通政策」)を発表し、オールトヨタで、自動車市場が循環型になる中で、新車・U-CAR・サービスを密接に連動させた総合営業活動を推進した。

西暦
和暦
沿革
2001
平成13
5
「イプサム」モデルチェンジ「ミニバン、トゥモロー」
6
「エスティマ ハイブリッド」新発売 「次の100年のためのテクノロジー」
9
オールトヨタ「ワン・モア・ドリーム」キャンペーン
11
「ノア」モデルチェンジ「ノアなら、かなう夢がある」
11
「ヴォクシー」新発売「I am a father」
2002
平成14
1
「マークⅡブリット」新型発表「きみと、どこまでも。」
3
トヨタ、F1グランプリ参戦
5
「ist」新発売「for your 1st.」で訴求
10
「WiLL CYPHA」新発売「育てるクルマ・新発明」
10
「ランドクルーザー プラド」モデルチェンジ「飼いならされない。」
2003
平成15
1
「WISH」新発売「WISH comes true.」
8
ハイブリッド・シナジー・ドライブ広告開始
9
「プリウス」モデルチェンジ「ついに未来が動き出す。」
12

商品告知広告「ZERO CROWN」

「クラウン」モデルチェンジ「ZERO CROWN」
2004
平成16
4

企業キャンペーン「MORE THAN BEST」

企業キャンペーン「MORE THAN BEST」展開
5
新ネッツキャンペーン「Netz make the style」
6
「パッソ」新発売 「トヨタ最小!プチトヨタできた。」
11
「マークX」新発売「『X-BODY』走りの魂は、骨格に宿る。」
2005
平成17
1
「ヴィッツ」モデルチェンジ「水と、空気と、ヴィッツ。」
8
レクサス開業
8
「レクサス GS」「レクサス SC」新発売「微笑むプレミアム」
9
「レクサス IS」新発売
10
「ラクティス」新発売「Update ! Your Life. RACTIS」
12
「bB」モデルチェンジ「トヨタのMUSIC PLAYER bB」

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