「グローバル品質特別委員会」による取り組み強化策

2010(平成22)年3月30日には、第1回「グローバル品質特別委員会」を本社の品質監査棟で開いた。この委員会には委員長の豊田章男社長以下、トヨタの役員や全機能の代表者に加え、北米、欧州、中国、アジア・オセアニア、中近東・アフリカ・中南米、日本の6地域でのお客様の声を代表する品質のリーダーとなる「Chief Quality Officer」(CQOチーム)が参加した。この冒頭部分も報道関係者に公開され、議論の結果は公表された。同委員会では、「お客様視点」での取り組み強化策に焦点を当てて審議し、以下の5項目について改善活動を強力に推進していくこととした。1

  1. 1.リコールなどの市場処置決定
  2. 2.情報収集力の強化
  3. 3.タイムリー・的確な情報開示
  4. 4.製品のさらなる安全性と安心の向上
  5. 5.人材育成

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