専門部品工場の育成・確立

こうした企業を専門部品メーカーとして育成・確立するため、戦時中に発足した協豊会の組織を利用し、その拡大・再編を図った。協豊会への加盟会社の増加に伴い、1946(昭和21)年7月に東京協豊会が、1947年1月には関西協豊会が発足し、従来の協豊会は東海協豊会に改称した。なお、東京協豊会は1957年4月に関東協豊会と名称を改めた。

また、部品メーカー以外の協力企業も、協豊会と同様の協力会を結成することになった。1962年4月に型、ゲージ、治具などを製作する企業の精豊会が設立され、同年11月には土木、建築、工場設備などの企業により栄豊会が結成された。その後、1983年4月には精豊会と栄豊会が統合し、新生「栄豊会」が発足した。

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