過去最高のシェアを達成―オーストラリア

オセアニア地域のオーストラリアでは、1990年代後半から高い経済成長と関税の引き下げ、韓国車の進出などを背景に、自動車市場は伸長を続けた。2009(平成21)年に世界金融危機の影響で一時的に落ち込んだものの、2010年時点で100万台レベルに回復している。

この間、トヨタの販売台数は1985(昭和60)年の豪州ドル暴落を契機に低迷して以来、それ以前の水準を回復するのに10年余りを要し、1998年には15万9,000台まで戻った。その後、販売台数は順調に伸び、2008年には24万6,000台へと増加、シェアは24.3%となった。

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