年産31万台体制へ―インド

インドでは、トヨタ・キルロスカ・モーター(TKM)のバンガロール工場でのクオリス生産についで、2002(平成14)年にカローラ、2005年にはイノーバの生産を開始した。さらに、2009年には第3のモデルとしてフォーチュナーの生産を開始した。

この間、2002年にはキルロスカ社との合弁で、部品製造を行うトヨタ・キルロスカ・オートパーツ(TKAP)を設立し、2004年からIMV(Innovative International Multipurpose Vehicle)シリーズ用トランスミッションの生産・輸出を開始した。

2008年には成長著しいインドでの事業強化を図るため、「エントリー・ファミリー・カー(EFC)プロジェクト」に基づき、TKMの第2工場建設を発表した。同年7月に起工式を実施し、2010年12月からインド国内向けに開発した小型セダン「エティオス」の生産を開始した。これにより、TKMは第1工場(8万台)と合わせて、年間15万台の生産能力となった。

さらに、2011年6月にはエティオスのハッチバック車「エティオス リーバ」を第2工場で生産開始し、市場投入した。同年7月には大幅な生産能力増も決め、2013年に第1工場10万台、第2工場21万台の合計年31万台に拡張することとした。

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