IMCの設立―パキスタン

パキスタンでは、同国のハビブ・グループおよび豊田通商との合弁会社インダス・モーター・カンパニー(IMC)が、1993(平成5)年からカローラのコンプリート・ノックダウン(CKD)生産を開始した。ついで、1996年にハイラックス、2000年にはダイハツ車との混流ラインでクオーレの生産も立ち上げた。その後、2005年にはカローラの納車待ちが続いたため、塗装設備を拡張して能力増強を図り、2008年にはプレス工場も新設した。

IMCの2007年の生産実績は、過去最高の5万1,000台(うちカローラは3万6,000台)を記録し、トヨタ車の販売台数は約4万台で、シェアは19%となった。

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